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犯罪に繋がる子育て〜書籍を読んで〜

こんにちは!

今日も読んでくださってありがとうございます。

今日は
アウトプットを兼ねて
最近読んだ本の紹介をさせてください。

出口保行著
「犯罪心理学者が教える 子どもを呪う言葉・救う言葉」
です。

著者の出口さんは
法務省で,
犯罪を犯した子供の
心理分析を行っていた方で

犯罪(万引きから殺人未遂まで)
を犯す子供の家庭環境の
共通点を整理された本です。

ほとんどの親は
我が子を犯罪者にしようと思って
育てていません。

ここで取り上げられている
子供の犯罪は
その親の
価値観や生活環境から

「良かれと思って」
やっていたことが

子供を苦しめ,
思わぬ方向に行ってしまった
結果となっているものです。


本書では,
「こうやったら子育てがうまくいく」

ではなく,
「子供が犯罪を犯してしまう結果に
 なってしまうのは,
 こういうことをしてしまっている
 ことがほとんど」
という視点で書かれてます。

そこで推奨しているのは
多くの子育て本で言われている
「子供の主体性を奪わない」
という内容のものが書かれてます。


私にとって
本著で一番印象的だったのは

受験などの競争は
目標に向けて頑張るための
仕組みの一つにすぎず,
あくまで一つのチャンス
だということ。

負ける結果だったとしても
頑張ることの価値や
その人の価値や存在は尊重されるべきもの。

「競争社会が悪い!」ではなく

「負けたら終わり」の意識と
そうさせてる環境に目を向けるべき

ということ。

私は
4歳の子供に
勝ち負けを
あまり考えさせないようにしてるけど

「負けたら終わり」ではない。

次に向かわせるように導けたら
いいなと思いました。



本書を読んで,改めて
感じたことは,

「子供を受け入れる」
「受け入れた上で,見守る」
ことが大事で

そのために
「家族で話し合う」
ことが大事ということ。

その際に
親の都合や価値観を押し付けない
ことが大事なんだよね。

押し付けてしまうと
親の
「良かれと思って…」
の結果になってしまう。

子供が関わることは
常に話し合って合意をとる。

簡単なようで難しい。

でもね
上手くいかないことがあっても
愛情をもって,真剣に向き合って入れば
いつでも修正できる。

あたりまえだけど,
子供は一人の人間で
意思があるんだよね。

親が思っている以上に
子供はなんでもできるし,
可能性があるんだよね。


今日もここまで読んでくださって
ありがとうございました!



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