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day333 今日はニャンズのうちの子記念日。

今日はニャンズのうちの子記念日。
我が家にやってきて9周年である!

我が家初日、早速わたしの膝に乗ってくれた。

うちのニャンズは保護猫さんだ。

その昔、たかはし家には血統書付きのシャム猫さんが暮らしていたことがあった。その子はわたしが嫁ぐ前に天に召されたのだけれど、大往生を看取った義母の『しばらく猫はもう飼いたくない』という言葉により、その後猫を飼うことは憚られていた。

わたしも旦那さんも、なんなら義父も、みんな猫が好きだ。

でも猫が無理ならウサギを飼いたい!と、旦那さんをペットショップへ連れて行き、旦那さんもウサギに賛成してくれた。そして義父にその話をすると、あっさり『ウサギより猫がいいなぁ〜』と返され、じゃあ猫飼おう!という流れになったのだった。

義父が猫を飼う言うなら義母も賛成、という家なのである。

当初はペットショップやブリーダーさんから血統書付きの猫を買おうと思っていたのだけれど、価格、ペットショップの裏事情やブリーダーさんからの輸送方法などを鑑みた結果、保護猫の里親になることも検討してみよう、となった。

ひとまずお試しで、譲渡会イベントを見に行った。路上イベントのため、あまりたくさんの猫はいなかったのだけれど、そこで施設での譲渡会情報を入手して、家族全員で行ってみることにしたのだった。

譲渡会に参加している猫たちは、恐らくたくさんいたと思うのだけれど、わたしは一目でこの子!と決めた猫がいた。旦那さんも同じく気に入っていた。
灰色で短毛の可愛い仔猫。それが、今のユイにゃんだ。

肖像画みたいなユイにゃん。1歳頃。

すると、猫をお世話してくれていた一時預かりさんがこう言った。
『この子はもうひとりの子とずっと一緒にいるので、離れてしまったら夜鳴きが酷いかもしれません。良かったらふたり一緒にどうですか?』

見返り美人のアキにゃん。4歳頃。

一緒に連れていくこと。
そもそもひとり連れて帰ることを前提に用意してきたし、短毛の女の子と決めていたのもあった。
長毛(正確には中毛)の女の子も一緒にというお願いに、わたしたち夫婦は戸惑った。

しかし、義父がひと言『どうせなら2匹飼おう』なんて、あっけらかんと言ったことで、初めての多頭飼育が始まったのだった。

何故かいつも決定権を握っているのは義父。

5にゃん兄妹の中の2にゃんを我が家に連れて帰ってきたのが、9年前の今日だ。
帰りの車中、ミャーミャー鳴く子たちに名前をつけることになった。
1にゃんの予定だったので、つけようと思っていた名前がボツになり、当時総集編を見終えたばかりの朝ドラ『あまちゃん』の登場人物、潮騒のメモリーズのふたりから名前を頂戴したのだった。我が家のアイドルである。

可愛いほうがユイちゃんで、訛ってるほうがアキちゃん。ということで、モフってるほうがアキちゃんになった。

あれから9年。家に来た当初から、猫風邪に耳ダニという病弱っぷりのユイちゃん。2019年には良性の腫瘍が見つかり手術もした。
アキちゃんは、2回ほど家出したことがある、めちゃくちゃ人見知りで繊細な子。でも超健康優良児。

仲良し風味

普段からよく喧嘩ばかりしているけれど、寒くなってくると仲良く寝る姉妹。

今日はお祝い、とケーキ屋さんに寄って、人間用のケーキのクリームだけをちょびっと舐め。あとは人間が美味しく頂いた。(記念日にかこつけて食べたいだけ)

仔猫の頃から、大人になっても、ずっと変わらずに可愛いムスメたち。
実はわたしは、双子の娘を授かりたかったのだけれど、人間で、とは望んでなかったのかもしれない。すべて望みどおりなのだろう。

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