day38 肚に意識を向ける動作。

今日は、世の中的には仕事納めだろうか。例に漏れず、旦那さんも相方さんも、本日仕事納め。
忘年会に行く旦那さん、それを迎えに行くまでの間に相方さんとプチ忘年会のわたし。そして今、ひとりマクドナルドでnoteの時間。

昨日、肚の話を書いたのだが、あぁこれだなと思ったことがひとつあった。
それは太極拳の最初のポーズだ。

チーシー（起勢）というものなのだけれど、これこそ肚に意識を向ける体勢だ。

最初に肩幅に脚を開く。その後、両腕を胸の前まで持ち上げ、腰まで降ろす。
いちばん最初の動作であり、いちばん大切な体勢。全身の力を弛めながら、肚を意識して立つのだ。簡単にできそうで案外難しい。

このとき、膝も少し弛む。力を抜きすぎず、ピンと張りすぎない。腕を降ろす動作も、肩、肘、手首、すべてを意識して行う。

これがうまくできると、芯が通ったような気持ちになる。目に見えないし確証はないけれど、『気』が肚で整う感じがするのだ。

太極拳に通い始めて２か月、全然体得できていないのだけれど、本当に奥が深いと思っている。先生から理論や概念についての話はないが（市の健康増進プログラムだし）、それでも動作のひとつひとつ、重心の移動などに意味があることだけは体感できている。

ヨガで言うならきっと、太陽礼拝だろう。
わたしは太陽礼拝をまともにできないが、あの一連の動作、というよりいちばん最初のアーサナだけでも肚に意識が向く気がする。

ヨガは呼吸を意識する。その意識が、太極拳のチーシーで深まった感じがする。お腹で呼吸するというより、肚で呼吸する感覚だ。
これは仮説に過ぎないが、もしかしたら肚に意識を向けて呼吸を繰り返すだけで、丹田が鍛えられるのではないだろうか。

次回の太極拳は来月半ば。なんというブランク。肚の呼吸に意識を向けつつ、自宅でYou Tubeを観ながら自主練習でもすることにしよう。

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