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なおみん
2022年3月23日 18:23
ある日、手紙が届いた。高校1年の頃。わたしは地元から離れた高校を選び、学校の近くで下宿生活を送っていた。周りにひとりの知り合いもいなかった土地で、地元の方言が出ないようにと細心の注意を払いながら、周りになんとか合わせつつ、不安を抱えて生きていた。5月の連休は、地元に帰省した。懐かしいと呼ぶにはまだそんなに時間も経っていない、中学時代の仲間と久しぶりに顔を合わせて、互いの近況を報告し