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図録で楽しむ「日本の美 美術×デザイン」 -琳派、浮世絵版画から現代へ- at 富山県美術館

この秋、人生で初めての富山旅行を計画していました。目的は2つの美術館めぐり。テレビ番組『フランス人がときめいた日本の美術館』で観て、とても行きたくなった富山市ガラス美術館と、『日曜美術館・アートシーン』で開催を知った、富山県美術館の企画展を観に行くことでした。

しかし、台風襲来によって北陸新幹線が一時不通になり、残念ながら会期も終了・・・今年一番の心残りとなっていました。

しかし!先日、再会は思いがけずやってきました。

たまたま訪れた東京国立博物館東洋館のミュージアムショップ。
図録が並んだ本棚の前を何気なく通った時に、見つけたのです!行きたかった富山県美術館の企画展タイトルを!!!

まさかこんなところで展覧会の図録に出会えるなんて、思ってもみませんでした。手に取って立ち読みするとやっぱり面白くて、美術館で観られなかったことが本当に悔やまれましたが、せめて、と思い、そのまま図録を購入してきました。

現地に行ってない展覧会の図録を購入したのは、これが初めてかもしれません。でも、前・後期すべての展示作品を、一つひとつ、解説と合わせて観られたことは、美術館での鑑賞体験に近しい楽しさと充実感がありました。装丁も、中のデザインもとても素敵で、買ってよかったです。

この展覧会、どこの美術館へも巡回の予定がない、富山県美術館独自の企画展でした。過去の企画展や、これからの予定も面白そうで、富山県美術館、ぜひ近いうちに行ってみようと思っています。

世界中をみても、日本ほど美術館・博物館が全国各地にこんなにもたくさんある国はありません。しかも独自の取り組みをしていたり、地域に根差した展覧会や収集活動をしていたり、と、魅力的な館がいくつもあります。
まだまだ行ったことのあるところは少ないですが、このnoteで少しずつ、レポートを書いていけたらと思っています。 

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