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未来の話をしよう② 農業人口推移からみるちょっと自給という生き方

消費一辺倒の生活よさようなら〜

先の話を踏まえて、未来の農を支えるために、できることは何だろう。
生み出す側に回りませんか。

ということで、農ある生活をおすすめしたいと思う。しかも私みたいな都会在住者の視点から。

①農家さんのサポートに行こう。
②コミュニティファームを借りてみよう。
③屋上農園に参加してみよう。

というのが提案。

①農家さんのサポートに行こう。
農作業で、ここぞ!という時にたくさんの人手が必要な時期がある。

例えば、こないだはomefarmに玉ねぎの苗を植えに行った。これはたくさんの人手があった方が早いし、Kurkku fieldsではじゃがいもの種芋を植えた。これも同じく分担作業でサクサク進む。
稲刈りや収穫作業ももちろん人手が必要な作業。

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(東京 Omefarmにて玉ねぎの苗を植える)

農業の在り方も、有機や自然農の場合、個人や夫婦単位の農家さんが多い中で、チームで動く、というのもとても良いと思ったのがomefarm。そして、サポートクラブを作って、手伝いが必要な時にそこに呼びかける仕組みもとても良いなぁ。
畑に行きたい人と、人手が必要な人と、完全マッチング。

その反面、農業も職人であり、プロの職場であるから、たくさんの人が入り乱れると大変じゃないかしらという気持ちもある。
段取り組んだりと、受け入れ側の準備という手間もある。向かう側もそういったことを理解して、ちゃんとした心構えで行く必要がある。

人を入れる圃場と、そうじゃない圃場と分けている人もいるとか。そうすれば、お互いに気を使いすぎることもないかも。

みんなで農作業で土触って同じ釜の飯を食べ、最高なのよ。都会に疲れた人は畑に癒され、農家さんは作業が助かり、お互いにとって良いことたくさん。


②コミュニティファームを借りてみよう。
また、藤沢のコトモファームみたいに、畑の区画を定額で借りて、器具も貸してくれ農業指導もしてくれる場所もある。

定年後にそこで農業を始め、農業に目覚めた春日和巳さんのような人ももっと出てくるかもしれない。市役所勤務で給食に関わった経験からも、学校給食に無農薬のお野菜を届けたいという想いで こどもの野菜湘南藤沢農場 という名前の畑を営む。(彼はなんとエディブルスクールヤードの立ち上げ時に、愛和小学校のガーデン作りに関わっていたのです。という偶然の出会い。)藤沢だったら都内からも近い。

お子さんがいる家庭は、ぜひ子どもと一緒にも畑に出かけてほしい。広い場所ならのびのび。そして嫌いな野菜も自分で育てると好きになる子は多い。

ちなみに都内にも貸し農園はいくつかある模様。
Pignon料理人の近江文彦さんは都内で3丁目farmを営む。

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(藤沢 春日和巳さんの畑にて)

また、柿右衛門農園田んぼ塾のように、米作りをしてみたいぞ、自給したいぞ、という人のために、米作りを教えてくれる年間プログラムを提供しているところも。柿右衛門農園の場合、年間メンバーと体験メンバーと分けているので、自分のやりたい度合いによって選ぶこともできるのも魅力。

③屋上農園に参加してみよう。
やっぱり都市から離れられないシティボーイズガールズたちよ。
ビルの屋上にも畑があるのをご存知だろうか。
渋谷の農家こと小倉崇さんが、アーバンファーマーズクラブを立ち上げている。地面には土地がなくとも、ビルだからこそ屋上にはスペースがある。アーバンファーマーになって、みんなで分担して水やりしたり、野菜の世話をする。収穫したトマトでケチャップ作り、などのイベントも行なっている。

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(東京 ウノサワ東急ビル屋上にて)


やっぱりこれからは農ある生活
畑から始まるコミュニティ。
自分のライフスタイルと合うものに、足を踏み入れてみませんか?

もし畑を持ったなら、何を植えるかなぁ?そうよ今は考えるにはもってこいの時間。

世界が晴れたらどこへ行こう?


自宅待機のため、今は旅しない料理人です私、一緒に乗り切りましょう。
早く畑にみんなを連れてきたいし、私も繰り出したい。
平穏な日常が早く戻りますように。

よろしければサポートお願いします◎サポート費は旅の足にさせていただきます。まだ見ぬ地へ。素敵な生産者さんたちの元へ足を運ぶために。