生活には、からだの健康が大切だよね。
健康を保つには…
からだが健康でないと、動きたいように動けないですよね。普段の生活を送るには、健康って基本です。風邪をひいたり、怪我や骨折したりすると、健康のありがたさが身に染みて感じられますよね。
じゃあからだの健康を保つには、どうしたらいいのでしょう?
からだに良いものをバランス良く食べて、適度な運動をして、良い睡眠をとる。
昔から言い古されているけれど、本当にたったこれだけです。
なのに、どれかがアンバランスになるから、不調が起きます。
それは、無知や誤解が原因かもしれません。
例えば、からだに良いものを食べてます、と言ったとき、それは誰が良いって言った食べ物でしょうか?
親?
周りの友人?
世間一般的に?
常識的に?
テレビの情報番組?
健康雑誌で読んだ?
栄養学の先生?
どれも自分自身ではないですよね。
誰かが言ったことを、勝手に自分も同じだと誤解して、当てはめてしまっている可能性があるのです。
だから自分を知る必要がある
自分のからだにとって良いものは、自分自身しか分かり得ません。
なぜなら、ひとりひとりの「今」のからだは全く異なっていて、生まれ持った体質、過ごしてきた環境、今の年齢、今の環境、家族構成、季節、生活スタイル、、、枚挙にいとまがないわけですが、何もか〜も個人によって違うのです。
それなのに、「日本人なら全員同じ食べ物がからだに良い」わけがない〜。
でも、自分のからだには何が向いてるとか、何が良いとか知らないよ?って思いますよね。
自分にとって良いものが何なのかは、どうやって知ればいいのか?
自分のからだの声を無視しないでちゃんと感じとろう
無視しないで、が大事です!
例えば、辛いものを食べた時に「辛くてうま〜い!」なのか「辛くて痛い…」なのかは、違いがありますよね?
どっちなのかを見極めずに、単に「辛いものは、発汗作用でめぐりが良くなりそうだから食べよう」などと思って食べていたら、からだが欲してないものを食べて、消化が追いつかなくて、結果的に内臓に負担を増やすだけになるかも知れない。
甘いものもなどの嗜好品も、食べたいのは頭の方で、からだは本当に食べたい(必要)と思ってるかな?とか、すぐに手にする前に、ちょっと考えてみるのもいいと思います。
でも「甘いもの食べたい!」のと同じように、「本当に食べたいのかな〜?」って考えてるのは頭でしょ。
からだからの声って、どうやって感じるの??
自分の内側へ意識を向ける練習をしよう
食べた後の様子を観察することは、自分のからだを経験則的に知ることができ、役に立つと思います。
食べた後、重い?軽い?/落ち着く?気が散る?/眠い?元気になる?/さわやか?べったり?など、感覚を研ぎ澄まして、からだに意識を向けてみます。
また、そのように感じるのが、からだのどの部位なのか、臓器自体が分からなくても、からだの上の方、真ん中、下の方、前側、後ろ側など、何となくの場所が意識できればいいでしょう。
内臓だけじゃなくて、頭や心にも影響を及ぼす場合があるかもしれませんよ。
そうした、微細なからだからの声を感じるために、自分の精神を研ぎ澄ませるのは大切です。
工事現場みたいな騒音の中で、小さな子猫の鳴き声を聞き分けるのは難しいですが、静かな森の中では、葉がすれあう些細な音さえもクリアに聞こえるはずです。
だから、瞑想。
思考する頭や、好き嫌いを気にする感情は、からだからの声を聞き取りたいときには、ちょっとおしゃべりが過ぎる。
だから、瞑想です!
瞑想の習慣を通して、頭と感情を静かにする技術を身につけてることで、からだからの声を感じとりやすくなります。
自分自身を知る、自分の内側から溢れている真実に気づくには、自分自身ではないマインドを鎮める必要があると思うのです。
※写真は、私のすきなお蕎麦です