見出し画像

『え?これが、あの音?音って耳だけで聴くものではなかったんです。夏の京都で異空間にトリップ。』



まずは、こちらの音をお聴きください♫

如何ですか?

音って耳だけで聴くものではなかったんです。
肌を通して身体全体に響く音を
脳の中で昇華させて行く…

ぽっかり
宇宙に浮かんでいるような…
そんな感覚になりませんか?



キンキンに冷えた水をお茶碗に注ぐ音に
お抹茶を点てる音…
まるで楽器で奏でられたような音色に包まれます。

“音”でこんなにお茶の世界が表現されるとは
思ってもみませんでした。

ここは京都の五条に
今年の4月に出来たばかりのノーガホテル。

その地下に作られた
メディテーションルームです。

こんなお洒落なホテルの地下に
音にこだわった瞑想の部屋が作られました。

監修はToryo Itoさん。
谷口 晋也さんの作品である水琴窟が置かれ
水の滴る音が
なんとも言えない空間を形作っています。




そんな素晴らしい場所で 
陶器をフューチャーしたお茶会が開かれました。

ノーガホテルが建っているのは五条坂。
そうです。
京都の陶芸の聖地。

大正時代から
五条坂で行われていた『陶器まつり』。
残念ながら一旦幕を閉じてしまった
この『陶器まつり』の再会を願って
今年、やきもの市が開かれたのです。

その『陶器まつり』のイベントとして
開催された、このお茶会。

セラミックアーティストの大森 準平さん、
そして、
その生徒さんたちの作品を愛でながら…

茶道家、中山福太朗さんの
美味しいお茶を頂きます。

建仁寺の名水を使って点てられたお茶。

水は冷やせば冷やすほど
奏でる音が高くなるそうで…
涼やかな音色がメディテーションルームに
こだましていました♫

お菓子は聚光。
焼く前のメレンゲのように泡立たられたお菓子で、
菓子切りで切ろうとすると…

シュワシュワシュワっ

お菓子を切る音までもが
部屋中に響き渡ります。

この日のお茶会に参席させて頂き、
改めて
お茶はまさに『アート』だと、
そんな想いを強くしました。

五感を研ぎ澄まし、
身体と脳と心で感じる『アート』。




表現者は
目で楽しむ作品を作り
身体で感じる音を表現し
脳と魂を宇宙へいざなう空間を演出。

もちろん
お茶の瑞々しい香と味で
身体の中からも独自の世界観を作って行きます。




魂が解放され
脳みその中の宇宙空間をたゆたう心地良さを
存分に満喫した夏の午後になりました。

だから
お茶は止められません…

※音をお聞きになりたい方は『植村なおみ』のアメブロかFacebookをご覧下さい(o^^o)














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?