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【紀行】ペルー・ブラジル旅行(その1) 全体計画編

 6月19日(水)から7月1日(月)にペルー・ブラジルに行ってきた。そのあといろいろあったのでついズルズルと後回しになってしまったが、そろそろ記しておかないと忘れてしまいそうだ。今回から何回かにわけて書いておくことにしよう。


いよいよ本命

 昨年、退職後コロナ禍でお預けになっていた海外旅行に久しぶりに行った。そこまでの経過は、その時のベトナム旅行の(その1)に詳しい。

 さて、それでは今年は本命の……ということで、いろいろな面でいちばんハードルの高いマチュピチュとナスカを目指すことにした。体力のあるうちにいちばん遠いところに行っておけば、以降の場所はどこでもそれより近い。
 辺境専門の旅行代理店もあるが、コロナ後の状況を調べきれていないので、一般的な旅行代理店のツアーを比較検討する。ポイントとしては、マチュピチュとナスカの観光条件がいいこと、時期としては乾期にあたる5月から10月。その中で、このツアーを選んだ。

全体のスケジュール

『マチュピチュ遺跡とイグアスの滝 南米をゆったり巡る13日間』
【1日目】6月19日(水)
 伊丹→羽田(17時発)→(約10時間)
      →ロサンジェルス(朝の11時着)→(リマへ21時発が2時間遅れる)
2日目】6月20日(木) ロス→(約8時間15分)
      →リマ(7時25分着の予定が2時間遅れ)→ リマ半日観光 
      →(バス4時間)→パラカス泊
【3日目】6月21日(金) 早朝パラカス →(バス4時間)→ナスカ観光
      →(バス4時間)→パラカス泊
【4日目】6月22日(土) パラカス →(バス4時間)→リマ→(飛行機)
      →クスコ →(バス2時間)→ウルバンバ渓谷泊
【5日目】6月23日(日) ウルバンバ渓谷→オリャンタイタンボ→(展望列車)
      →マチュピチュ村泊
【6日目】6月24日(月) マチュピチュ村→(バス)→マチュピチュ遺跡→(バス)
      →マチュピチュ村泊
【7日目】6月25日(火) マチュピチュ村→ (展望列車1時間以上遅れる)
      →オリャンタイタンボ→(バス2時間)→クスコ→クスコ半日観光
      →(飛行機)→リマ泊
【8日目】6月26日(水) リマ→(飛行機5時間)→サンパウロ泊
【9日目】6月27日(木) サンパウロ→(飛行機)→イグアス
      →イグアスの滝(ブラジル側)→イグアス泊
【10日目】6月28日(金) イグアスの滝(アルゼンチン側)→イグアス泊
【11日目】6月29日(土) イグアス→(飛行機)
      →サンパウロ(16時30分着国際線乗り換え22時50分発)
【12日目】6月30日(日) (飛行機約10時間)
      →ニューヨーク(7時35分着・13時30分発)→(飛行機約14時間)
【13日目】7月1日(月) →羽田(16時35分着)→伊丹着(20時30分)

おおざっぱな地図

世界遺産がいっぱい!

 この旅行のミッションは3つある。
1.ナスカ、2.マチュピチュ、3.イグアスの滝。すべて世界遺産に登録されている。

・ナスカは1993年に「ナスカとパルパの地上絵」として文化遺産
・マチュピチュは、1983年に「マチュピチュの歴史保護区」として複合遺産
・イグアスの滝は、「イグアス国立公園」として、1984年にアルゼンチン側、1986年にブラジル側が自然遺産

ついでにいうなら、ちょっと半日観光しかできないリマとクスコも世界遺産だ。

・リマは、「リマ歴史地区」として1988年に文化遺産
・クスコは、「クスコ市街」として1983年に文化遺産

旅程の補足

 スケジュールを見ての通り、移動にけっこう時間がかかる。まず、ペルー・ブラジルに行くのにアメリカ経由で片道約2日分かかる。1〜2時間の国内線の飛行機でも、3時間前ぐらいに空港についておかないといろいろトラブる。バス移動の時間もけっこうある。それでも空港や駅につけばバスがまっていてくれて、荷物を預かってくれて、ホテルまで届けてくれるツアーはありがたい。これ、フリーで個人旅行すると2ヶ月ぐらいほしいよなぁ。(ムリだけど)

 いろいろ見比べたけど、最大のポイントは、見た限り、このツアーだけナスカでマリア・ライへ博物館ミラドール(展望台)に立ち寄ってくれるのだ。セスナ機に乗って遊覧飛行だけというツアーも多い。やっぱりナスカの大地に立ちたいよ。 
また、マチュピチュで午前・午後2回遺跡に入れて、違うコースを案内してくれる。
それに連泊が3回ある。連泊があると洗濯できるし、荷物をホテルにおいたままにしておけるので楽だ。
 
 なお、今回は日本(羽田)から添乗員さん(最近はツアーコンダクターというようだ)が1人付く。思うに国境を越えるツアーは添乗がある場合が多い気がする。参加者は12名。(ひとり旅4名、2人組8名、みんな60歳以上)

 それと、今回は人生で(おそらく)いちばん移動距離が長いので、羽田と米国間だけちょっと高いけど席がいいプレミアムエコノミーにしてみた。たしかに快適だった。(もっと贅沢なビジネスクラスは「それならもう1回どこかに行けるぞ」というくらい高い)

ロス空港 リマ行きラタム航空に乗り換え 搭乗待ち

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