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外国人観光客が喜ぶ日本食の魅力を伝える英語#6 「お好み焼き」

最近は円安が続いていますね。
インバウンドの流れはこれからも続いていきますよね。
日本人としては外国からの観光客を相手に何か売ってみたくなりますよね。
皆さんそういう経験はありますか?

おみやげ編に続き、インバウンドの観光客に人気の和食について、
英語のポップ案をお届けしたいと思います。

外国人観光客に和食について説明するときなど、参考にしていただけるとうれしいです。

本日ご紹介したいのは
【お好み焼き】

「お好み焼き」は、外国人観光客の「食べたい和食」として、大人気の料理です。
お好み焼きは粉と野菜などの材料があればつくることができる、カジュアルな日本料理です。ふわふわした生地に豚肉やシーフード、キャベツなどの野菜がたっぷり入った焼き立てのお好み焼きに、甘辛い濃厚ソースを塗ってあつあつをいただく。日本ではもちろん、海外でもお好み焼きは大人気の料理です。栄養バランスに優れているだけでなく、好みに合う材料でつくることができるため、ハラールにも対応できます。
海外にはお好み焼きをメインとしたレストランが、現在約300店あるといわれています。

家庭でもお好み焼きを手軽に食べられるようにと、国内でも人気の冷凍お好み焼きが、海外にも輸出されています。電子レンジで温めるだけという手軽さも、冷凍お好み焼きの人気を押し上げているのです。

お好み焼きは、大きく分けて、関西お好み焼き(大阪発祥)と広島お好み焼きの2種類があります。関西お好み焼きは海鮮や肉、野菜をよくミックスして鉄板で焼き、焼き上がった表面にソースをかけていただきます。
広島お好み焼きは、材料を層状に積み重ねて焼き、焼きそばをトッピングにして蒸し焼きにします。焼き上がったらオタフクソースと青のり、お好みでかつおぶしをまぶしていただきます。

お好み焼きのルーツは 「麩の焼き」というお菓子であると言われています。安土・桃山時代に、千利休がお茶菓子に好んで用いたそうです。
*麩の焼き: 小麦粉を水で溶いて薄く焼き、芥子の実などを入れ、山椒味噌や砂糖を塗った生地を巻いてクレープのように成形したもの

明治時代に入ると、東京では駄菓子屋の店先で焼いた「もんじゃ焼き」や、もんじゃ焼きから派生した「どんどん焼き」が広まり、屋台や縁日などで販売されました。この頃から、お好み焼きはお菓子から食事へと変化していきました。
*どんどん焼き: ドンドンと太鼓を鳴らしながら売り歩いた ため、「どんどん焼き」と 呼ばれた

お好み焼きは、好みに合わせた具材を 使って焼くことから、「お好み焼き」と呼ば れるようになりました。このような自由さが、世界中の人々からお好み焼きが愛されている理由かもしれませんね。

お好み焼きの英語ポップはこちら
Okonomiyaki is very popular among foreign tourists as a "Japanese food they want to eat." This casual Japanese dish can be made with just a few ingredients such as flour and vegetables. Baking the fluffy dough mixed with pork, seafood, cabbage, and other vegetables, serving hot with a thick, sweet and spicy sauce. Not only is it nutritionally balanced, but also you can cook it using your favorite ingredients, so vegetarians and Halal people would like it. Okonomiyaki is a very popular dish at home and abroad.

There are two main types of okonomiyaki: Kansai-style okonomiyaki (originated in Osaka) and Hiroshima-style okonomiyaki. Kansai-style okonomiyaki is made with a good mix of seafood, meat, and vegetables, grilled on a griddle, and served with sauce poured on the top. Hiroshima-style okonomiyaki is grilled with ingredients (cabbages, seafood, meat, etc.) in layers, topping with noodles and steaming them together.

Okonomiyaki is said to have its roots in a sweet snack called funoyaki. It was a crepe-like cake served with tea favored by SEN no Rikyu during the Azuchi-Momoyama period (1573-1600). In the Meiji period (1868-1912), monjayaki and *dondonyaki (a variation of monjayaki) that were similar to okonomiyaki  began to spread in Tokyo. They were grilled and sold at candy stores as well as food stalls and fairs. From this time on, okonomiyaki changed from snacks to meals.
*Dondonyaki: Vendors sold them at street stalls and fairs while beating a drum.

You can make okonomiyaki with your favorite ingredients. This is the reason why okonomiyaki is loved by people all over the world!

日本語訳
「お好み焼き」は、外国人観光客の「食べたい和食」として、大人気の料理です。
お好み焼きは粉と野菜などの材料があればつくることができる、カジュアルな日本料理です。ふわふわした生地に豚肉やシーフード、キャベツなどの野菜がたっぷり入った焼き立てのお好み焼きに、甘辛い濃厚ソースを塗ってあつあつをいただく。日本ではもちろん、海外でもお好み焼きは大人気の料理です。栄養バランスに優れているだけでなく、好みに合う材料でつくることができるため、ベジタリアンやハラールにも対応できます。

お好み焼きは、大きく分けて、関西お好み焼き(大阪発祥)と広島お好み焼きの2種類があります。関西お好み焼きは海鮮や肉、野菜をよくミックスして鉄板で焼き、焼き上がった表面にソースをかけていただきます。
広島お好み焼きは、材料を層状に積み重ねて焼き、焼きそばをトッピングにして蒸し焼きにします。焼き上がったらオタフクソースと青のり、お好みでかつおぶしをまぶしていただきます。

お好み焼きのルーツは 「麩の焼き」というお菓子だと言われています。安土・桃山時代に、千利休が好んで用いたクレープのようなお茶菓子です。明治時代に入ると、東京では駄菓子屋の店先で焼いていた「もんじゃ焼き」や、もんじゃ焼きから派生した「どんどん焼き」が広まり、屋台や縁日などで販売されました。このあたりから、お菓子だったお好み焼きが食事へと変化しました。
*どんどん焼き: ドンドンと太鼓を鳴らしながら売り歩いた ため、「どんどん焼き」と 呼ばれた

お好み焼きは、好みに合わせた具材を 使って焼くことから、「お好み焼き」と呼ば れてきました。このような自由さが、世界中の人々からお好み焼きが愛されている理由かもしれませんね!

次回も、インバウンドの観光客にお勧めしたい和食を、英語のポップ案とともにお届けします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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