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スポーツクライミングって面白い!

東京オリンピックで新競技となった「スポーツクライミング」を今回初めて見た。
スピード・ボルダリング・リードの3種目で競うこの競技、それまで知っていたボルダリングとは大きく異なり、驚きと楽しさを私にもたらした。

まず、スピード。
腕だけでなく脚の力も上手く使い、15メートルの壁をジャンプするように、考えられない早さで一気に登っていく。

次に、ボルダリング。
「こんな小さなところに指をかけるのか!」
ホールド(突起物)の形は、これまで私が見たことのないものばかり。

最後に、リード。
ボルダリングよりも明らかに難しいホールドの位置。
腕や脚を震わせながら懸命に登っていく姿は、見ている者を熱くする。

私は、ボルダリングもリードも、ほとんどの選手がトップまで登るものだと思っていた。
しかし、オリンピック代表選手でも落下してしまうほどの壁。
小さなホールドを起点にジャンプして、次のホールドをつかんだときは、見ている私も思わず、「よし!」と声を出してしまう。
指先からつま先までの筋肉、どう攻略か考える頭、文字通り全身を使って登っていくスポーツクライミングは、大袈裟だけれど、目の前の課題や困難を一つ一つ克服し、歩んでいく人生のように思える。

「行け! 頑張れ!」
選手を応援せずにはいられないこの競技、初めて見たときからその魅力にはまってしまった。
でも、私は登ろうとは思わないけれど(笑)。
いつかテレビではなく、実際に観戦したい。

選手のみなさん、お疲れさまでした!
スポーツクライミングの楽しさを教えてくれてありがとう。

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