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現実が動かないときは、自分の中に隠れた「依存心」や「怒り」が無いかを考えてみる

「不倫・復縁専門カウンセラー」の奈緒美です。

色んな人のカウンセリングを何度も受けてきた

たくさんのワークにも取り組んできた

でも、どんなアドバイスをもらっても現実が変わらなかった

こんな風に思うときは、「依存的になっている状態に気づいていない」という場合があるかもしれません。

自分では自立しているつもりでも、依存というのはいつでもひょっこり顔を出すものなんですね。

私のところにいらっしゃるお客様はほとんどの方が「自立系」なので、依存心が強い方はほぼいません。

でも私自身のこれまでの経験や「友人から依存されていて大変です」というご相談を受けることはあります。

今回はそんな「依存心」についてです。

自分の中の「依存心」と「怒り」に気づけていないことがある

もし自分が「私はこんなに頑張っている」「私ばっかり我慢して来た」という気持ちがあると感じるなら、
その根底には「寂しい」「悲しい」「辛い」「愛されていると感じられない」などの気持ちが横たわっています。

依存というのは、こういう気持ちを「相手になんとかしてほしい」と思っている状態です。

「彼が連絡をしてくれない」「彼が私を選んでくれない」「彼がこう言ったから」と彼が主語になっている場合は、依存がわかりやすい状態ですよね。

でも、ちょっと自分では気づきにくい依存の状態というのもあります。

例えば表面上は仕事もバリバリこなして、他人にも頼らず生きているし、
彼には愛も時間も労力もたくさん与えたし、
過去の恋人たちや親のことも「もう過去のことだし仕方がない」と許していると思っているとします。

でもこれは諦めようとしているだけで、「許し」とは違うものです。

だから、何かのきっかけで「彼が私を選ばなかったから私は不幸」「親のせいだ」という思いが顔を出すたびに辛くなりします。

その状態は、許せていないし、まだ怒っている状態なんですね。

「喧嘩して、彼にこんなこと言われた!」とわかりやすく怒っていなくても、
「彼と別れた」という事実を受け入れられずにいること自体が「怒り」という場合もあります。

あんな親の元に生まれたからこんな人生なんだ、という思いも「怒り」です。

「依存心」が無意識にさせていること

そしてこの気持ちを「彼になんとかしてほしい」と思っても直接やり取りができない状態だったりすると、
彼に出せない依存心を友達や周囲の人に対して無意識に出していることもあります。

例えば、
自分の言いたいことを一方的に伝える

自分の正しさをわかってもらうために主張する

巻物のような長いLINEやメールを送る

相手の返事が来ないうちに追いLINEする

自分と違う意見を言われると攻撃されたと感じてしまう

こういう言動は、どんなに論理的で冷静に振る舞っているつもりでも、
「私の機嫌をあなたがなんとかしてよ」という無言のメッセージが含まれていると相手は感じます。

この状態の人と積極的に仲良くしたいという人は、あまりいないですよね。

隠れた「怒り」が彼を遠ざけると言われるのは、無意識の領域でこういう状態の彼女を察知して、避けたいという心理が働くからです。

もちろん、信頼できる人に話を聞いてもらったり相談するのは良いことですし、
そうできる人がいるなら大切にしてほしいと思います。

でももし逆の立場で、相手から相談されて話を聞いたのに上記のような態度を取られたり、
「あなたの言葉で傷ついた」「私が悪いの?」「あなたは間違っている」
と正義の主張をされたら悲しいし、距離を置こうと思うのではないでしょうか?

「気持ちをそのままぶつけても良い人」「あなたは私の機嫌を取る人」
として扱われるのは、誰だって心地良くはないですよね。

自分の中の「依存心」と「怒り」に気づいたらどうすればいい?

これは私自身も気をつけようと思っていることですが、自分が冷静になれていないときは、
言葉に出していなくても態度や行間に「依存心」が出ていることもあります。

特に複雑恋愛の最中は、友人やカウンセラーに対してこういう依存心が出ていたなと反省しました。

そして「依存心」や「怒り」の原因を探して癒していけば良いのですが、
すぐに楽になるわけではないことがほとんどです。

でも「できるだけこの辛さを少しでも早く軽くしたい」と思う時は、こう考えてみてください。

「誰かに対して依存心や怒りが出る時は、相手に”わかってもらいたい!”という気持ちが強いんだな」と。

それで何が変わるの?と思うかもしれませんが、ここで、
相手にわかってもらいたい」から「自分で自分をわかってあげよう」
そして相手も「わかろうとしてくれた」
というところに意識を向けることが大切です。

こちらの記事も参考にしてみてください。

もしあなたが「依存心」や「怒り」を悪いもの、感じたくないもの、
もしくは「もう自分には無いもの」として扱おうとすると、
「まだあるよ!」「気づいてよ」と自分の心の中で暴れ始めます。

感情は抑えれば抑えるほどマグマのようにたまり、鬱積した感情は爆発するか、無意識のうちに漏れ出て周囲の人に向けられます。

そうなる前に、自分の中の「依存心」や「怒り」を”ある”と認めてあげること、
そしてあっても良いと「自分を許すこと」が、手放しへの第一歩です。

どんなに優秀なカウンセラーでも、いつも優しく聞いてくれる友人でも、
「あなたの現実を変えること」はあなたにしかできません。

なぜこの現実がかわらないんだろう?と思ったら。
その根底には実は隠れた感情があって、それが自分をいつまでも同じ状況に止まらせているのではないか?と考えてみても良いと思います。

まずは「依存心」や「怒り」があることを自分に許し、
「手放すための行動をしていこう」と決めることから始めましょう。

そしてもう一つ大切なのは、今この状況でも与えられているもの、
「恩恵」に目を向けていくこと。

過去の出来事や癒やされなかった思いを癒していくと同時に、今ある物事に感謝して、今の自分に集中することも同じくらい大切なんです。

私のカウンセリングやワークでは、過去ばかりに目を向けるのではなく、
今ここからの自分に集中する方法もお伝えしています。

焦らず取り組めば、必ず心は変化して、それに伴って現実が変わっていきます。

あなたの心が少しでも軽くなって、望む未来に進めるよう応援しています!

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