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3日目:言葉の力

言葉には力がある

『言霊』・・・古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。(デジタル大辞泉より引用)

"言霊" なんていうと、ちょっと大袈裟かもしれないが、自分の発する言葉には、それなりの意味や力があると私は思っている。

口に出した言葉って、一度頭の中で考えてから発しているはずなんだけど、自分の耳で改めて聞き取ることで、より強化されてしまうんだよね。

なんていうか、自己暗示にも似ているかな?

だから、「やだなー。」と言えばもっと嫌な気持ちになるし、「もうダメだ。」と言えば、もしかしたらダメかもしれないけどダメじゃないかもしれないという状況だったとしても、きっとダメに向かって動き出してしまうと思う。

ちょうど今、日本ではオリンピックが開催中で、毎日スポーツの話題で持ちきりなわけだが、マンガ『スラムダンク』の安西先生も言っていたように、「あきらめたらそこで試合終了」なんですよ、マジで!(ちなみに私はバスケではなく、小3から社会人までずっとバレーボールをやってました)

まぁスポーツはその一例だとして、その人が発する言葉には、ちゃんとその人の考え方や思考パターンが反映されていて、良くも悪くもその言葉を発した後の自分の言動にも影響を与えることになる。

マイナスの出来事や感情を、プラスの言葉に変換する

基本、根明でプラス思考な私は、日常生活でのマイナス発言は少ない方だと思う。たぶん。

とはいえ、ただ平凡に生活しているだけで、嫌なこともあるし泣きたくなることだってもちろんいっぱいある。

私はそんな時、それを意識的に前向きな言葉に変換して発するように心がけている。

たとえば、すごく仕事が忙しくてどっと疲れたな〜なんて時には、

「あぁ疲れたな〜。」

ではなく

「今日も頑張った!」「私、すごい!」

と言って、お疲れビールを飲む。(自分へのご褒美も大事!)

あとは、朝寝坊して遅刻しそうな時も、慌てて身支度しながら

「あぁどうしよう。あと10分で家出なきゃ!間に合わないかも…。」

とは(思っても)口に出さず

「よし、あと10分!ガンバレ私!なんとかなる!」

と自分で自分を励ますとか。

本当に、日常の些細なことなんだけど、口に出す言葉をちょっと変えるだけで、心が、体が、自然と前向きになれちゃう。

そんなふうに、最初は意識的・意図的であっても日々それを続けていくと、パッと出てくる言葉が少しずつ変わっていき、思考パターン自体がポジティブになっていくんじゃないかなと。

すると、たとえ夫が飲み会でお酒を飲みすぎて、帰宅後に便器とお友達になっても

「おかげで、トイレがピカピカになったよ!」

と、夫が使った後にトイレ内を隅々まで掃除をした自分を褒めることができる域に達するのだ。(急に何目線⁈)

*ちなみに夫の場合、出すだけ出すとスッキリしてそのあと必ず死んだように眠るのが常なので、彼を心配することはそんなにないんだけど、もしかしたら汚れた手であちこち触ったかもとか思って、必ずそのあと私がガッツリ掃除をするという流れになっている。

とまぁ謎の極端な例はさておき、繰り返しになるが、ちゃんと言葉には何かしらの力があり、それによる作用があるということ。

SNSにおける言葉との付き合い方

インターネットの普及により、TwitterやFacebook、Instagram、LINE、YouTubeなどなど、誰もが気軽に世界中の人とやりとりできる時代になった。

SNSを眺めていると、いろいろな人がいていろいろな考え方があるなとつくづく思う。

利用する機会が増えるほどに、いわゆるヘイト発言というか、ネガティブな言葉や悪意のある言葉を目にすることも多くなっていく。

そんな時、私はなるべく、そのネガティブな言葉をうまくスルーしようと努めている。

その言葉を受けて、当然嫌な気持ちになったり腹が立ったりはもちろんするけれど、実は相手のネガティブな感情をそのまま受け止める必要なんて全然ないんだよね。

シンプルに考えると、「今私はヘイト発言を読んだ」という事実があり、「それを読んだ私が嫌な気持ちになった」という心の動きがあったってだけなわけよ。

だから、直接ひどい言葉を浴びせられたとかじゃない限り、「そういう人もいるんだな」「私とは違うな」と一歩引いたところで、俯瞰して物事を捉えられるようになると、必要以上に苦しまなくて済む。(まぁこれが直接自分に向けて投げかけられた場合は、対処法が全く変わり、何はともあれすぐにその場から離れるということが大事なんだけど。)

ではここで、自分の発信する言葉についてはどうすべきかも考えてみよう。

普段、直接会って、相手の顔を見てやりとりする時にも気をつけていることだけれど、特にSNSで誰かとやりとりする場合には、より慎重に言葉を選び、発信する必要がある。

これも昔から意識してることなんだけど、マイナスなことは極力文字で残さないというのがすごく大事だと思っている。

対面での口頭でのやりとりに比べ手紙やメールなどの文字でのやりとりは、形として残ることになり後から何度でも読むことができる。

なので、ラブレターやメッセージ入り色紙など、何度でも読み返したくなるようなものは、それこそ文字や絵などの形で残すと良いのだけど、ダメ出しや叱責などの否定的な言葉なんかは、絶対に文字で残してはいけないと強く思う。

そんな考えもあり、SNSで自分が何か発信する場合には、できるだけ明るく楽しく前向きな話題を選び、ネガティブな発言にならないように気を付けている。

もちろん必ずしもそうとは限らないけど(どうしてもこの話題を、この言葉を発信したい!という場合は別)、わざわざ不特定多数に向けて、「こんなこと言わなくてもいいか〜」と感じるようなことは打ち込まない方が良いよね。

言葉を大切にして生きる

不思議なもんで、言葉一つで、元気になったり癒されたり、心が軽くなったりあったかくなったりするし、反対に、悲しくなったり腹が立ったり、傷ついたりもするわけで。

昨日投稿した『音楽』とも繋がってる気がするけど、言葉には力があると信じ、なるべくなら自分にも周りにも良い作用が生まれるよう、上手に付き合って・扱っていけたらいいなと思っている。


このnoteでも、たくさんのステキな文章や文筆家に出逢い、刺激をもらったり支えてもらったりしています!

私のこの、わけの分からない変な日記や、Twitterなどでの言葉が、もしかしたらどこかの誰かを愉快にさせたり元気付けたりしていたら嬉しいなと思いつつ、今日はこの辺で締めようと思います♪(いつも締め方よくわかんないww)