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漿膜下筋腫の確定診断がつくまで

さて、先日子宮筋腫があると分かり、手術を決めた私ですが。
確定診断がつくまでの体調や体の変化などを、時間の経過とともにご紹介したいと思います。

↓前回の記事はこちら


ちなみに私の場合は、子宮の外側に筋腫ができる『漿膜下(しょうまくか)筋腫』だったため、子宮内膜の下に筋腫ができる『粘膜下筋腫』や子宮筋層の中に筋腫ができる『筋層内筋腫』に比べると過多月経や貧血などのわかりやすく辛い症状が出にくかったです。
緩やかに少しずつ筋腫が大きくなり、それに伴って体の不調なども、地味にじわじわと出てきたという感じですね。

〈2022年1月〉
徐々に体に不調が出始める

①腸の不調

もともと若い頃から快便で、ほぼ毎朝しっかりすっきり出る私。妊婦の時のしかも臨月ですら "ちょっと便秘気味" くらいですんじゃうタイプ。

それが年明けくらいから「なんかお腹が張ってるなー」「すっきり出ないなー」ということが続き。

筋トレしたり、腸の動きが良くなるようなものを飲んだ食べたりしても、腸の不調は一向に改善されず、排便のリズムも完全に崩れ
・便意が弱い
・少ししか出ない
・キレが悪い
といった具合。

9月から始まった新しいお仕事では、子どもと一緒に体を動かして遊ぶことも多かったがそれも11月までで、12月からはデスクワークメインに変更になったこともあり、単純に運動不足かなとも思ってたんだけど、どうやらそれだけではないなと。

②体型の変化

そして、はっきり言うと太った!!
なんていうか、見た目的にはお腹周りだけが丸く大きくなっていく感じ?
「おいおい妊婦かよ!」と自分でも突っ込んでたくらい。

③お腹の違和感

まずは、常に地味〜にお腹が痛い。
痛いというよりも重い?
個人的な感覚で言うと、超軽い生理痛みたいな。

あとは、腸の調子が悪いのもあり、よくお腹をノの字マッサージしたりしていたのだが、なんか下腹部が硬い気がしてたかな。
うつ伏せになってごろごろしてると、下腹部にあるその硬いところがはっきりと認識できて、「あれ?なんかここにある⁈」と。

実はもうこの頃には、自分でネットでググって調べ始めてたんだよね。
母が40代で子宮筋腫になり手術をして子宮全摘してたのもあり、予備知識があったので、「う〜ん、これはもしや…」と感じてはいた。

〈2022年2月〉
きっとこれは、という症状に変化

①若干の頻尿傾向

排便リズムの崩れに続き、若干ではあるがトイレが近くなった。
尿意を敏感に感じやすくなった、みたいな。
日常生活には全く支障が出ないくらいなんだけどね。

②便秘ぎみ

相変わらず腸の調子は良くなくて、排便リズムは崩れたまま。
この時期は子宮筋腫のことを毎日ネットで調べまくり、いよいよ病院探しも始めたころだったので、便秘の理由の一つにそのストレスもあったかもと、今となっては思う。

③下腹部全体の違和感

自分のお腹を外側から押して確認すると、以前は野球ボール大に感じていた硬い部分の範囲が広がり、下腹部全体が硬い印象に。

自己分析(自分の体の声を聞くというか)する中で、はっきりと当てはまるような症状が出始めたので、腹を括って病院受診を決意。

〈2022年3月〉
いざ、婦人科へ!!

2月に良さそうな病院を見つけ予約しようと試みたが、希望していた日時はすでに埋まっており、一旦断念。
で、3月に入ってすぐに仕事の都合を考えつつ、予約を入れた次第。

3月17日(木) 婦人科受診

まずは家から近くて、それなりに評判の良い女医さんがいるレディースクリニックへ。
問診と経膣超音波検査を行い(一緒に画面を見ながら)「子宮の外側に、7センチくらいの子宮筋腫がありますね〜」と医師。
より正確な診断を下すために、別の病院でMRI検査をするようにとのこと。
仕事の休みを取るのでとにかく早く検査をしたいと言ったら、綺麗な女医さんは目の前で紹介先の病院に電話をかけ、すぐに翌週の予約を入れてくださった!ステキ☆

ついでにこの時、どうせだからと子宮がん検診も申し込んでやってもらった。
検査結果は、MRI検査の結果と合わせてお知らせしてくれるとのことで、MRIの結果が出る最短の日程(検査後1週間以降)でそちらもすぐに予約。

3月23日(水) MRI検査

ピカピカで新しい、主に検査を行う病院へ。
MRIは、以前脳ドックを受けた時に経験済みではあるが、あれはとにかく音が凄くてうるさいのなんのって。
でもまぁやるしかないんで頑張りました(笑)
検査だけガンガンやるタイプの病院だったせいか、あっという間に終わって拍子抜け。
結果も後日かかりつけ医でということで、受付から支払いまでの時間は、約1時間!


3月30日(水) 確定診断

なんと、MRIで立体的に見てみたら、筋腫は複数(4〜5個くらい)あり、一番大きいもので11cmもあったと!!

多発性子宮筋腫で、なおかつ全て子宮の外側にある漿膜下筋腫だと判明。

女医さんが遠慮がちに「すでにお子さんもいらっしゃいますし、年齢的にも…」と手術の話を始めたので、「あ、手術したいです。なるべく早い方が良いですねー」とにこやかにハキハキと伝えた私。
「私の母も、母方の祖母も、40代で子宮筋腫になって手術してるので、そのつもりでした(^^)」と続けると、ちょっとホッとしたような雰囲気のセンセー(笑)
それは話が早いってことで、腹腔鏡手術を積極的にやってくれる病院を紹介して下さいました〜♪♪

あ、そうそう、子宮がん検診の結果も陰性で良かった良かった。

でもって、善は急げってことで、その日のうちに紹介先の病院に電話してすぐさま受診予約をとりました(笑)


以上、確定診断がつくまでの体調や体の変化などの記録でした〜。
このあとの入院・手術予定の病院についてのことなどは、また次の機会に☆