見出し画像

婚喝ノート その16 婚活のハザードマップ&航海図を作るべし!

婚活の現場で、未婚化が進む日本の実像を話す時に欠かせないのが天野馨南子先生のデータ分析です。天野先生はニッセイ基礎研究所生活研究部准主任研究員で少子化問題の専門家。著書「データで読み解く生涯独身社会」を手に「本当のことはこれに載っています!」と私は参加者や支援者に伝えます。50歳の時点で一度も結婚歴がない独身男女が急増している日本、その社会現象の背景にある「大いなる思い込みの壁」が結婚のハードルを上げていること。天野先生が分析される「データから見た日本の結婚の森の事情」は、それはそれはありがたく、支援現場で木々(独身者たち)に寄り添う私たちにとっては救いの手、神様仏様天野馨南子様なのです。いつも森の中で迷子になりそうな私たちを「こっちだよ」と導いてくれます。

本当のことを知って婚活する。本当のことを知って結婚を応援する。これが大切で、天野先生は「結婚希望者のためのハザードマップの見直しが行われてこなかったため結婚希望者や支援の人々が悩み苦しんでる。」とし、結婚のための航海図、ハザードマップを作り公開していくことが必要だとおっしゃっています。

「結婚において男性の年下好きはいばらの道」「30年前で止まっている社会の感覚が未婚化問題の本質」「女性が結婚生活にかかるお金を膨大に見積もっている。経済的な実状を知ることで結婚のハードルは下げられる」「男性の婚活は34歳までが勝負時」「もたもたしていると婚期を逃すのは男性」など、本には日本の実像を知ってから進むべき正しい結婚への航海図が描かれています。

天野先生は、女性の社会人口移動数についてもリポートしていらっしゃいます。「これからの時代、女性をかき集めた地域が勝つ」と。子育て支援はもちろん必要ですが、「保育園ができればお隣の息子さんに婚約者ができるのか?」この視点が欠けていると指摘されます。

「次世代人口のカギを握る20代女性に好まれないエリアに人口の未来なし」。地方に住む人間はこのメッセージをしかと受け止めるべきです。

九州はダンソン傾向がまだまだ強いけど

私は、ダンソンよりダイソンが好き♡!!!!

これからの私の仕事は、若い世代にささる婚活イベントをしかけ、婚活の機運を高め、結婚を望む独身者に地元で幸せな結婚をしてもらうこと。

あわせて、日本の社会や企業が晩婚化推奨感覚を自覚することや、婚活に参加する年代の若返りを強く求めていきたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?