日本の将来は、日本の伝統食文化を 世界に 輸出することに託されている?


日本は、出生率が下がり、もうすぐ、女性の2人に一人が 50歳以上という、超老人大国 まっしぐらな国である。

そんな、将来の不安な日本が、先進国として残っていく道があるのか?


私は、世界に誇れる、食文化を、もっと、洗練させて、外国にアピール、輸出していく道しか

ないのではと 思う。


残念ながら、現在の日本は、オルガニック食材、ヘルスマーケットの分野は、後進国レベルの、遅れをとっている。

欧米諸国では、必ず、普通のスーパーマーケットでさえ、有機加工のものと、そうでないもの、という 取捨選択ができる。


ところが、日本の普通のスーパー、コンビニでは、有機のものを探すのは、かなり困難だ。

乳製品、牛乳や、クリームなどでさえ、 大手の食品メーカーが 有機商品を作っていない国なのだ。


私は、肉とその加工商品を 食べないので、レストランに入っても、中に入っている素材表示

がない、日本のメニューは、 とにかくストレスが多い。

書いてないけれど、細かい肉が入っていたり、安心して食べられないものが、多すぎるのだ。

しかし、日本は、素晴らしい食文化がある。  日本の伝統的な、食べ物は、大変体に良いし、

世界の 健康嗜好の人が 欲しがる、食材、は たくさんあるので、ビジネスチャンスも、大

きいと感じている。


WHOが世界で一番健康的な 食は、日本食と認定したくらい、日本食は評価が高い。

世界のトップシェフの一人、フレンチの デビッドブーレイさんも、日本の料理学校(辻調理学校)に 入学して、日本料理を学ばれた。

彼のレストラン、NYのトライベッカにある、ブーレイは、私の大好きな レストランで、 フレンチの一品に、魚の出汁で撮った、スフレが 一品に入っていたりしたことがある。

彼は、日本食を、上手に、フレンチに取り入れていた。

私が卒業した、NYのナチュラルグルメ ベジタリアンの料理学校では、日本の伝統的な 調味料、

梅酢、醤油などが 普通に、使われているほど、日本の食材は、最新の欧米のレストランに、

取り入れられているという 現実がある。


このように、発酵食品や、日本の酒、体に良くて、 美味しい日本の食文化こそ、ビジネスチャンスもあり、世界に誇れる、そしてリーダーシップを取れる、分野だと 感じている。


日本食は、そして、四季折々の、草花なども、あしらった芸術的な プレゼンテ

ーションを、素晴らしい器で、いただく。


食べる前に、「いただきます。 生命をいただきます」

と感謝して、私たち、日本人は 食する。

食べることが、自然との調和、感謝、深いところでの、生きる哲学さえ、織り込まれた、儀式となっているのだ。


この、食べることが リチュアル、自然への畏怖という儀式、であるというところまで、掘り


下げて、日本の食文化を、輸出できれば、日本という国も、失われた自信を取り戻し、 再生


のきっかけが 作られてるのではないか、と 感じている。

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