育児と育自(自分) 息子と二人渡航の小さな工夫
夏のお休みを多めに取った。
24歳からフリーランスで仕事をしている私は、
ふらりと一ヶ月パリ滞在、一ヶ月ロンドン滞在などと、気合いで少し長めに海外滞在したりしてきたが、子どもが出来てから、そしてお店「HITOTEMA」をスタートしてからは今回が最長の20日間だった。
まとめきれない部分が大きいのだけれど、ほんの少し、どんな風にしているか、お届けしたいと思う。
生後半年の頃からこれまで、24ヵ国ほどの旅をともにしてきたが、今回の息子との2人旅はのデスティネーションは、ロンドンだ。
マイレージでキャンセル待ちをしていたが、7日前になっても確定出来ず、やむなく航空券を手配した。
いつも私が使っているのはKAYAKという予約サイトだ。沢山の旅行代理店の価格と全ての諸条件を一気に比較検討出来、予約まで進めるので愛用している。(他におすすめあったらおしえてちょ)2010年から愛用しているが、いまでは英語だけでなく、日本語も出てくるので、更に使いやすくなった。
出発日を決めた直後、息子が39℃の高熱になり、普段だったら1~2日で下がるのに5日も長引いたので、前日になってしまい、とても焦った。
チケットは無駄にするけど、別の機会にしよう、と心では「ワーストシナリオ」を描いたくらい。
友人のドクターが品川の方で医院をしているため、なんとか息子を連れて訪れ、レントゲンや粘膜検査をしてもらい、大きな病でないことを確かめた。
(家の近所のお医者さんは、レントゲンも粘膜検査もしてくれない、昔ながらの“寝てれば治るよ”系ドクターなのだ。泣)
そんなこんなで、結果、平熱に戻り、元気な見た目になったものの、体温計と処方してもらった薬を機内用バックに忍ばせて、旅の支度をした。
ロンドンは友人のお家に泊めてもらう予定だったから、予め“何を買ってきて欲しい?”か聞く。
(なんと、たくあんだった! w。娘さんの好物だというたくあん2本と、生麹2袋を入手。)
そのリクエスト以外には、大好きな玄米、キッチンがついているので参鶏湯を作ってあげようと思い、それに必要な生薬をスーツケースに詰める。
(ファンギ、高麗人参、ナツメ、クコの実)
娘さんへのギフトに選んだのは、MOMAが出しているART MAKING WITH MOMAという名前の、ワイヤーやクレヨンを使って、アート作品をつくるレクレーションブック。
(9歳の彼女は、クールで寡黙なタイプだが、生まれ持って備わったアーティスト気質を感じていて、その素質を引き延ばせたらな&喜んでくれるかな、なんて思って)
自分が書いた本(レシピ本)も6冊詰める。
お世話になっているオランダの友人、ロンドンで活躍されているライターの方へ、そしてギリシア人の友人へのプレゼントだ。
昨年知って、好きになった本屋さん「ART WORD BOOK SHOP」へも営業したかった為、余分に持った。
ちなみに話は逸れるけれど、ロンドンでは「JAPAN HOUSE」という「サウスケンジントン」駅の日本のカルチャーストアで「HITOTEMAのひとてま」は手に入ります!
あ、宣伝になってすみません。
話を戻します。
大体、ステイ先での「喜ばれるかなグッズ」と、「自己紹介系アイテム」と、「息子の笑顔作り対策品」「自分自身のワードローブ」の4つを考えてリストアップし、出力して荷造りする。
フライトも慣れてきて、泣き叫んでどうしようもなくて羽交い締めという機会がなくなった。(3歳手前まではありました 泣)
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