追加取材、脱稿。
みなさん、こんにちは。
noteの「#何が正解なのかわからない」書籍化(タイトル未定。発売は、2021年4月予定)をお知らせしながら、ご無沙汰でした。
あれどうなってるの?と心配されている取材先もあろうかと思いますので、業務連絡+がんばってるアピール+自分の記録として、進行状況をときどきアップしていきたいと思います。
34人の「その後」を掲載
さて、今回の書籍化では、34人の「その後」を掲載します。
前回の取材は、緊急事態宣言下の4月、5月。接触を控えるため多くが電話での取材となりました。スマホをティッシュボックスの上に載せて(高さがちょうどよかった)、イヤホンで声を訊きながら、同時にキーボードを打つ!打つ!打つ!という荒行を、平均1.6日に1人の割合で続け、noteにアップ。
それが「#何が正解なのかわからない」シリーズです。
「その後」のための追加取材は、それから半年後の10月。今度はほぼ全員、マスクをして会いに行き、顔を見てお話を訊くことができました。
うれしかったです。戦友と再会するような感覚がありつつも、でもコロナ禍は続いていて、まだ懐かしがることはできない。
すっかり元気な声に戻っていた人、どうしても気持ちが上がらない人、変わりなく淡々とした表情の人、疲れ切っていた人。毎日複雑な思いで出かけていきましたが、書き手としては、それぞれがそれぞれである、ということをちゃんと受け止めることができたように思います。
20日間で34人を取材
しかし取材スケジュールとしては、10月10日から30日までの20日間で34人ですから、けっこうキツキツです。(一応、ほかの仕事もありますしね)
ギュッと短期間に集中したのは、今なお刻一刻と変わりゆく状況下で、34人の条件に差をつけたくなかったから。
前回はウェブだったので、今日訊いたことが明日アップできる。「その人の」「その日の」答でOKでした。
しかし書籍では一斉に掲載されます。「その後」というのなら、全員がなるべく同時期の「その後」であるほうがいい。そう思ったわけです。
スケジュールはこんな感じです。
10月10日(土)●「タクボ」@恵比寿
10月12日(月)●「荒木町 きんつぎ」@荒木町
10月13日(火)●「ロッツォシチリア」@白金高輪
10月14日(水)●「コート・ドール」@三田 ●「オード」@広尾
10月15日(木)●「酒井商会」@渋谷 ●「マンナ」@鎌倉
10月16日(金)●「鳥福」@電話取材 ●「銀座・器楽亭」@銀座 ●「オトナノイザカヤ中戸川」@代々木上原
10月17日(土)●「オステリア・ナカムラ」@六本木
10月19日(月)●「琉球チャイニーズTAMA」@渋谷 ●「ラ メゾン ド 一升vin(イッショウビン)」@浅草 ●「ヴォーロ・コズィ」@白山
10月20日(火)●「パッソ・ア・パッソ」@門前仲町
10月21日(水)●「シンシア」@北参道 ●「すし 㐂邑」@二子玉川 ●「葡吞(ぶのん)」@西麻布
10月22日(木)●「レフェルヴェソンス」@西麻布
10月23日(金)●「ビストロシンバ」@東銀座 ●「ル・ブルギニオン」@西麻布 ●「リ・カーリカ」@学芸大学
10月24日(土)●「イル・タンブレッロ」@小伝馬町
10月26日(月)●「高太郎」@電話取材 ●「クインディ」@代々木上原 ●「ワイン スタンド ワルツ」@恵比寿
10月27日(火)●「オルランド」@渋谷 ●「イタリア料理 樋渡」@芝公園 ●「ジョンティ」@浅草橋
10月29日(木)●「七草」@電話取材 ●「麦酒屋 るぷりん」@銀座 ●「オストゥ」@代々木公園
10月30日(金)●「眠庵」@神田 ●「焼鳥今井」@外苑前
そして11月、34人分の取材を書き起こし、原稿を書いて!書いて!書いて!
昨日12月2日、無事、編集者に入稿いたしました(涙)。
締切山脈を越え、締切海峡を泳ぎきった感じです。酸素が薄い。
「その後」は当初200〜300文字を想定していましたが、みなさんのお話を訊いてしまったら「もうちょっと載せたい、もうちょっと」となって、1000文字で入稿しています。
かなりはみ出していますね。
それでも書ききれなかったことがあるので、今後noteでお伝えできればいいなと思います。(目標)
サポートありがとうございます!取材、執筆のために使わせていただきます。