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給付金の使いみち①スク水

久しぶりの更新になりました。

ここ最近今回の本題以外にもいろいろと話題があるのですが

本題を何回かに分けて書くことになるので

とりあえずさっさと書いてしまおうと思います。


タイトルにある通り、この度給付金を遣いました。

時間は人よりあるくせに給付金の申請は8月末ギリギリにしていたので

振り込まれたのは9月中旬。

以前使いみちについて投稿したこともありますが


もう一度脳内会議を開いた結果


母と二人で旅行に行ってきました。




経緯を書かせてもらうと

3年ほど前のある休日、父と母が1泊2日で静岡に行っていた際に

祖母が不整脈を起こし、救急車を呼んだことがありました。

幸い家には私以外にも兄がおり、問題なく搬送し、

その後割と早く退院はできたのですが

救急搬送の時点では酸素濃度が90%以下で

もし自宅に1人だったら亡くなっていたそうです。


それまでにも救急車を呼ぶことは数えきれないくらいありましたが

いつもは母がいるので私は留守番をするばかりで

付き添いとして乗るのは初めての中、

その日両親が旅行に行っていることを知らず、(ここでは省きますが当時変わった生活をしていたので)

「電話も全然でないしどこに行ってたの!」と

怒ってしまいました。


また祖母自身も、2年前に在宅医療に切り替えをしたのもあり

その日以来母は父に誘われても旅行に行くのを断るようになりました。

私に時間ができると他の家族に祖母を頼んで

2人で日帰りで都内まで外出することもありましたが

やはりどこかで祖母の心配をしていて

思い切り羽を伸ばすのは難しいようでした。



私も旅行が好きで去年は3回の一人旅で18府県訪れるなど

全国を縦横無尽していたので

今回まだ時間もあるしどこか行くかなと考えていたら


そうだ今こそ母と行けるじゃないか!となったわけです。



近いうちに行きたいねとある程度話していて母も乗り気だったものの、

実際決行を決めたのは出発日の前日(笑)

当然ツアーの予約などはナシ。

行き当たりばったりが好きなのは母譲りのようです。


導入が長くなりましたが今日からしばらくその旅行の話を書きます。




9月27日。

この日の朝はいつもどおりで適当に夕方から出発。

翌朝の便に乗るために成田へ前乗りします。

翌朝の電車でも間に合うのですが地元のタクシーの配車が6時からと遅く、

駅まで25分の道のりを歩くのはちょっとしんどいので

空港近くのホテルに泊まることにしました。


目星をつけていたホテルを行きの電車の中で予約。

晩御飯や朝食の相談をし、空港で済ませられないか調べていると

今はコロナのためにほとんどの店舗が休業、

わずかに空いているお店も18時閉店などで間に合わず。


ホテルのレストランはやっているようでしたので

営業時間を調べていると

そのホテルにプールがついているという情報を発見!


旅行のほかに母が辞めていたものがあと2つ。

保育園のパートと

そしてプール。


プールは母は若いころから好きで結婚前のOL時代、会社に内緒で

スイミングスクールで子供に教えるバイトまでしていたそう。


実は先月から私はジムに行き始めたのですが

母もまたプールに通おうかなと話していたところだったのです。



「お母さん今日泊まるホテルプールあるってよ!泳げるじゃん!」

「そうなの?でも混んでるでしょ。水着もないし。」

「コロナかつ日曜だし案外空いてるかもよ!水着だってレンタルしたらいいじゃん♪」

「そういうところはレンタルないって。」

母は気になるようでしたが遠慮気味です。

でも調べると有料ではありますがちゃんとレンタルありました。

「レンタルあるよ!着いたら泳ごう!」

「じゃあ人がいなかったら…!!!」


前乗りの段階から楽しくなりそうな予感です。


空港からホテルまで送迎バスが出ており到着したのは20時過ぎ。

チェックインをするとGo To千葉的なキャンペーンで抽選会をしていて

くじ運強い私が引いたものの当たらず…(隣の人は某テーマパークのチケット当たってた)

しかし参加賞でも奈良漬け、甘酒、落花生最中の中から選べるという豪華なお品でした。


本当は甘酒が欲しかったのだけど明日から持ち運ぶにはそこそこ大きく、

自宅に送ろうにも送料が1200円(笑)

小さい奈良漬けをもらいました。


早速

「プールは今日は入れますか?あと混んでますか?」

部屋のグレードより大事なことです。

「今は誰も利用していないようです。21時半までご利用できます。」

その言葉に私と母は笑顔で顔を見合わせ

一旦部屋に荷物を置き、そそくさとプールへ。


途中レストランがあり

ラストオーダー20時半、営業22時までと説明されましたが

夕食を食べていたらプールに間に合いません。

サービス料として割高にはなるが同じようなメニューが

ルームサービスであり、22時半ラストオーダーと教えてもらいました。

時間いっぱい泳いでも間に合います。

母はこの時点で早歩き(笑)


フィットネスエリアにはジムにあるようなトレーニングマシーンや大浴場もありました。

レンタルの水着はどんなものか、母と電車で予想していて

私「競泳水着みたいなのかな?」

母「いやースクール水着でしょ」

私「えースク水?それは勘弁願いたい」

なんて話していたのですが

受付で出されたものを見ると




まさかのスク水(笑)(笑)(笑)



典型的なのではないんだけど…というかむしろ背中の露出部が多い。

来月30になるというのに。

人生でもうスク水なんて着ることないと思ってたのに!


給付金をスク水に使うなんて!(笑)


まぁ、他に誰もいませんでしたからね。いいでしょう。

撮影も禁止でしたしがっちり封印しました(笑)


こうなったら大真面目にとスイムキャップとゴーグルも借りて

15mプールを親子で貸し切り状態!

この時点で時刻は20時半。

もう誰も入ってこないだろうと確信し2人で思い切り泳ぎました。


3年ぶりのプールに母は泳げるか少し不安そうで

端に着くたびに

「ちゃんと泳げてた?」と

聞いてきましたがしっかり4泳法泳げていました。

今年61になりましたがまだまだパワフルです。


一方私は水泳は苦手ではないものの得意でもなく。

そもそもプールで泳ぐなんて学生以来です。

レジャー施設のプールは水着が着たくて行くようなものですからね。

中1ぶりのガチクロールをしてみましたがなんとか15mは泳げました。

平泳ぎとバタフライは元々できません。

あれどうやって泳ぐの?


泳いだり歩いたり全身の力を抜いてただ浮かんでみたり

小一時間楽しみました。

こんなことならもっと早く来ればよかったねと話しながらも

翌日からが旅本番なのでちょうどよかったです。

最近母が痛がってた肩甲骨も泳いでかなりほぐれたみたいで

喜んでいてますますプール熱が上がったようでした。


プールから上がり隣の大浴場は22時まででしたので

30分身体を洗ったりサウナに少し入ったりここも貸し切りで満喫。

ホテルってこんなにたのしかったっけ?って感じです。


部屋に戻ったらこんな時間にご飯か、と思いつつ

どうしてもおなかが空いていたので茶そばを頼んだのですが

そこそこおいしくおまけのお稲荷さんがあったかくて幸せな気持ちで眠れました。


前乗りでしたが充実した日になりました。


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