マタ・ハリはスパイ？ダンサー？

今公開中の映像は本当に見切れないほどですが、気が付いたらこんな作品も全幕公開中です。

2016年にオランダ国立バレエ団で初演された『マタ・ハリ』

https://www.youtube.com/watch?v=xAJHZiyIjs4

バレエ団芸術監督でもあるテッド・ブランセン振付。

マタ・ハリはパリのギメ美術館で踊ったり、”動くオリエンタル・ビューティー”として大変な人気を博したダンサーです。一般的には「女スパイ」の印象の方が強いかもしれませんね。映画ではグレタ・ガルボ、ジャンヌ・モローと言った誰もが知る女優たちが演じてきました。

実はバレエ・リュスのディアギレフも彼女を雇おうと手紙を出したことが分かっています。（実現しませんでしたが、実現していたらダンサーとしての彼女の名前がもう少し残ったかもしれませんね。）事実とは少し違いますが、それを彷彿とさせる場面も盛り込まれています。

ちなみに、彼女はオランダ人なので、オランダの国立バレエ団が上演するというのはなるほど、なのです。

2018年に日本では元宝塚の柚木礼音がマタハリを演じたミュージカルも上演されています。これは見逃してしまったのですが…。

『マタ・ハリ』特設ページ 梅田芸術劇場