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『ロミオとジュリエット』と『ウェストサイド物語』

永遠の名作として語り継がれる映画があります。

『ウェストサイド物語』は間違いなくそうした1本でしょう。

こちらで『ロミオとジュリエット』の話題を書いていてそういえば以前ちらっと聞いたけれど…と思ったら、今年でした。

あのスピルバーグがリメイクを手掛けたリメイク版が2020年12月公開予定。

日本語の記事もありますが、最後のヴァニティ・フェアーの記事が一番細かいかもしれません。写真も一杯。

ちなみに、オリジナル版の振付家がジェローム・ロビンスであることは案外知られていないかもしれません。彼はジョージ・バランシンと共にニューヨーク・シティ・バレエの初期をけん引した重要な振付家です。

今回はニューヨーク・シティ・バレエ団のレジデント・コレオグラファーのジャスティン・ペック振付だそう。すでにミュージカル『回転木馬』でトニー賞振付家受賞の実績もあります。

1961年の映画のアニータを演じたリタ・モレノも別の役で登場するそうなので、そんな面白さも。また、プエルトリコ系移民は以前のように肌を塗って、ではなくよりリアルなプエルトリコ系、移民を使うとの事。

私の『ウェストサイド物語』は日本で上演された劇団四季の舞台を見たのが一番最近の体験ですが、バーンスタインの音楽はつい口ずさんでしまうキャッチーさだと改めて思いました。

どんな映画になるのか、振付も楽しみです。

ちなみに私が中学校位の時初めてウェストサイド物語を見た感想は「え、これ現代版『ロミオとジュリエット』じゃない?」でした。それを聞いた母には「身もふたもない事を」と嘆かれました。

確かにかわいげのない発言ではありましたが…。


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