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16才と3ヶ月になるシニア犬みきの老後の見まもり方

我が家のみきは早いもので16才と3ヶ月になって、いまは穏やかな老後を送っている。以前13才でシニア犬になったと書いたが、あれから3年も生きてきた様子を振り返ると、いろいろ老化をして来たな〜とおもう。まず白内障を遅らせる点眼薬を毎日つけていたおかげか、白内障は徐々に進行していったがだんだん壁や家具にぶつかりながらご飯や水、トイレシートがあるケージまで何とか行くような状態になった。名前も呼んでも耳が聞こえなくなってから反応が全くなくなった。唯一嗅覚が残っているので、ケージの中にあるご飯の匂いはケージの少し遠くからでも分かるらしく、クンクン嗅ぎながら分かるようだが、あちこち遠回りをしながらやっとケージに辿り着く。

ご飯は、最初は細かくしたさつまいもとさいた鶏むね肉や野菜と粉ミルクを混ぜたものを作り置きしておいて冷たいままのご飯を食べさせていたが、ある時から全く食べなくなったので慌てて他のわんこママさんに何人か聞いたら、ゆがいたものをあげてるということを知り、作り置きしたご飯の中から肉や魚を別の器に移して少量の水を入れてチンしてからさつまいもと粉ミルクを混ぜてあげたらガツガツとよく食べてくれるようになり、ホッとした。

あきらめ気味なのは排泄のこと。朝起きるとまず失敗したうんちやおしっこがどこにあるのか分からないので気をつけながら歩いて、トイレットペーパーで粗相をしたところを夫が分かりやすくしてくれた場所のうんちをとったりおしっこをトイレシーツで拭いてから、消臭スプレーをしてからもう一度トイレペーパーでゴシゴシ拭く。週に一回は床全体をクイックルワイパーを雑巾がわりにして拭くと匂いも取れて気持ちが良い。

シャンプーは本当はたまにやってあげた方がいいのだろうが、体調のこともありトリミングに3ヶ月に一回出すことで良しとしている。他の人に聞くと1ヶ月に一回ごと頼んでいるようだが、シャンプー、爪切り、足の裏のカット、肛門絞りを含んだトリミング代は5000円近くかかり、それを自分のお小遣いから出しているので毎月は難しい。一時期爪切りの道具を買って自分で爪切りをしようとしたり肛門しぼりも動画を見ながらやろうとしたことがあったがやはりプロではないのでみきが嫌がりやめてしまった。歯磨きも子犬の時から習慣すれば良かったのだけどやらずにきたが、6才、8才、10才のときに全身麻酔をかけて歯石取りをしたので、歯は2本抜けただけで後はまだ残っている。

3月に動物病院で血液検査をした時に肝臓と腎臓の数値が悪かったため、腎臓の働きを良くするために自宅で2日に一度夫と2人で協力して点滴をしているおかげで食欲もあり時々廊下を歩いてケージまで水も飲みに行っているようだ。人間の年齢で言ったらもう90才近いというからよく頑張って生きているな、と励まされる。1ヶ月前まで近くの公園に散歩に行っていたが、もうほとんど見えないせいか歩きたがらなくなったので何となく散歩に行くのも気が進まなくなり、抱っこしてマンションの敷地内を少し歩いて風にあたる程度にしている。楽しそうに散歩をしていてくれた時が懐かしく感じられるが、もう仕方ないと思うしかない。あとどのくらい一緒にいられるか分からないが、亡くなった時にペットロスにならないように、今はイラストを描いたりビスコッティを作ったりして人に差し上げたりしたり、高尾山に登りに行ったり、電車に乗ってお茶さんでお茶を買いに行った時に日本茶の知識を増やしたりと楽しめることをいろいろやっている。きっとみきも亡くなった時に落ち込んで毎日泣いてばかりいるようになるのは望んでいないと思う。躁うつの症状も母の死に気持ちの整理がついたおかげで少しずつ良くなってきて、毎日楽しみを見つけて生活できるようになっている。節約料理も頑張っているし、魂が喜ぶような事がいろいろできていて、この状態を続けていけば薬も減っていつかは友達と一泊旅行とかもっと楽しい事ができるんじゃないかと希望が持てるようになって来たのが嬉しい。みき、ありがとうね。もう少し頑張ってね。

16才と8ヶ月になって☺️

みきは手作り食、週4回の自宅での点滴と最近貧血になってしまったために始めた2週間に一度のホルモン剤のおかげで、普段は横になっている時間が多いが寝たきりにならずに元気に過ごしてくれている。ごはんは食いつきが悪くなったので悩んだ結果夫がまたも助け舟を出してくれた。コーンの缶詰と油揚げと豆とひじきのおかずを作ってくれて、それに私が自分用に買っておいたとりつくねと夫が試しに買ってくれた犬用の高級ソーセージを加えてあげたらもう2ヶ月くらい飽きずにガツガツと食べてくれている。ありがたい。点滴は嫌がるが私が押さえて夫が点滴の輸液を押して一回70mlを目標に毎晩寝る前にいれている。うんちは子供の頃から下痢はほとんどすることなく、毎日コロコロうんちなので片づけるのに助かる。どちらかというと吐くことがあった子だが、シニア犬になってからも特にそういうこともない。心臓の薬は朝晩すりつぶし機で粉々にしてからごはんにかけ、朝晩と点眼薬をする。それと2、3日に点耳薬も。これは最近手間を省こうと私の寝室のベッドの横に置いておき、歩き回っている時を狙ってつけてあげている。この調子なら今年を越せそうな気がする。

ついにみきのご飯がしょっちゅう食べなくなってはまた何か考えて良さそうなものあげるという状態になってしまった。先輩たちが言ってた通り。今までは作り置きしておいたのだが、毎回変わることもあるので、調べたり考えたりして、みきはともかくお肉や魚が好きだから、シュウマイやサバ缶など自分でも食べないような高い食材を買って細かくしてラップに作り置きしておいて食べる時にあたためるという作戦に出た。もう安い食材には目を向けない。食べるのもいつ食べ始めるのかイライラしてて食べ始めてもゆっくりゆっくり水を飲みながら食べる。これがわかってから、前はずっと付ききりで様子を見ながら見守っていたが、今は他の家事をどんどんしながら時々様子を見て食べてなくてもお腹がすけば食べるよ、という夫の言葉を聞いてホッとしている.食べる量も減っているので少なめの量をお皿に乗せて。それと、ご飯の時に抱えてケージに連れて行ってご飯がある場所を教えてあげて、食べてもらってる.やはり嗅覚も落ちているのでご飯のあるところまで連れて行ってようやくごはんがあることを認識するらしい。まだ寝たきりではないのは助かる.獣医さんは手作り食を食べるワンちゃんは寝たきりにならないんですよ、とおっしゃるのがわかる。ただ、それだけ動き回るのでおしっこやうんちもあちこちにするわけで、夫の提案でヨガマットを4枚買って敷いてみた.何となくヨガマットで粗相する回数が少ないのだ.おかげで、ケージのトイレシーツでしてくれることが多くなったような気がする。

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