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とうもろこしの思い出

夏になると何度か食べるのはとうもろこし。今日スーパーに行ったら、生のとうもろこしが山盛りになっている棚の下に真空パックされたとうもろこしが置いてあったので、値段も同じだったので試しに買ってみた。これなら中袋のまま洗わずにすぐチンして食べられる。とうもろこしは温めたものを何もつけずに食べるのが好き。

とうもろこしというと、中高生の時に夏になると長野の野尻湖にある共同別荘に家族で遊びに行き、他の家族と一緒に焼肉を食べたりトランプをしたり、湖に降って行く時にトンボを指に挟んでたくさんとったり一緒に泳いだりしたのを思い出す。とうもろこしは焼いて売っているところがいくつもあり、醤油をつけて焼いたとうもろこしの美味しかったこと❗️

当時東京から野尻湖に行くのに高速ができてなくて、しかもエアコンのない中を8時間もかけて車で走ったのだ。だから、長野は毎年遊びに行って緑豊かな山々を見ながら観光地を訪れていくうちに大好きになった。親近感が沸いていた長野の出身だった夫とはそんなご縁で一緒になった。長野の人達はみんな温かい。

夫の義母は畑をやっている人で、長野に遊びに行っていた時は、朝になるともぎたてのトマト、きゅうり、なす、ピーマンなどを一緒にとってそれがすぐに食卓に上るからすごく美味しかった。特にごぼうのたたきあげが得意で私はいつもそればかり食べていた。

東京にいる私たちに毎年野菜を送ってきてくれた。頭は生きているうちに使うのよ、という名言をいう優しくて温かい義母だった。おもてなしはお茶にお漬物というスタイルに最初はびっくりしたが、それが普通なんだということがわかり、日本の文化の新鮮な感じがしたものだ。

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