見出し画像

「感想?長かった。」って言われないように。

「スナックの常連さんたちに“うまい!”と言わせたいんだよね!」

言わせたーーい!わたしもそれは言わせたいですーー!


もともと、声もよく出るし声量もある(声のお仕事されてるプロの生徒さん。さすが。)

音程リズムもよい。

選んだ曲はコブクロの《桜》

春だしねー!ってことで。


「でもさぁ、この曲って、だらーーっとしちゃわない?長いしさー」っていう生徒さん。

たしかにそう。コブクロはデュオだから、2人交互に歌うし、ハモリもあって場が持つけど(プロだし!)ひとりで歌うのは勝手がちがう。


しゃべりでも歌でも、だらーーっと聴こえたら残念ですよね。


さらに、長いなーって思われたら、もうそれはどんな素晴らしい内容でも

「なんか長かったな」っていう感想になっちゃう。残念すぎる。


だらけさせないポイントは

まず、ビートを正確にしましょう。

ビート=拍 です。拍子(ひょうし)。4ビートとか8ビートとか。これをきちんと意識する。

たとえば“桜”なら16ビート。

長いフレーズも、ロングトーンも、ビートを刻んでいれば、朗々とは聴こえない。

たとえばーーー

♪さーくらーーのはーーなびーーらちーーるたーーびに♪ 

というフレーズは

文字の部分も棒(ー)の部分も16部音符一個分です。


つまり、もっと抜き出して言うと

最初の“さ”と、次の“ー”と、次の“く”と、次の“ら” は、ひとつずつ全部同じ長さ。そして等間隔にあります。


まずはそれを出来るだけそれを崩さないように、言ってみましょう。

言うだけ。歌わないで。

クラップ(手拍子)しながら言ってみるだけです。

で、それから音程つける。普通に歌ってみる。

音程がつくと、ビートよりも自分の声の出しやすさを優先しやすいことがわかります。

だから少しタイミングがずれたりしちゃう。高い音とかだったりすると、微妙に準備しちゃうから。

もちろん、いい感じの声で歌うには準備もいりますが

その微妙な(0.0何秒かの)準備時間も含めて、このビートからずれないようにする。

※これは基本です。例外も、応用も、ジャンルによる違いもあります。


‥‥‥。


不自由ーーーー!

ふじゆうーーーーー!!


ですよねー^^わかります。めっちゃ不自由。


まぁでも、この不自由さは音楽のルールです。(あと音程とか歌詞とかテンポとかリズムとかとかとかね)

ルールに則ってプレイするには技術がいるってことです。

だからこそ。

この超絶不自由なルールでプレイできるようになれば“しゃべり”にも応用可能、なんですーー。


そして


しゃべりのプロにも感じるテンポとリズムを鍛えるのにも、もってこいです^^


「長かったね」なんて、絶対言わせない!


HP↓こちらです☺︎

https://peraichi.com/landing_pages/view/9vd02






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?