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あの子のハートをつかむには?

それは歌なの?しゃべりなの?

っていう歌詞から始まるMISIAの「アイノカタチ」。

歌い出しは《♪あのね》です。

音程も簡単で、低くて、ほとんど普段の喋るトーンと同じくらいです。曲の後半はえげつないくらい上がりますけどね(笑)さすがMISIA。


でね、なんも考えずに、日常の延長で《♪あのね》って、この曲歌い出すと

誰にも聴いてもらえない歌の始まりになります。

あのね、って呼びかけてるのにね…。


音程も簡単で、キーも低くて、さりげなく始まるこういう曲は、ヘタすると、ただの喋りになってしまうんで、ちょっと注意が必要です。


じゃあどうやったらいいかっていう所なんですけど。


歌と喋りの、大きな違いのひとつとして

母音の響きがあります。母音。

“A I U E O ”の5つです。日本語だと。

子音と子音の間を繋いでいる母音がちゃんと響いていると

「あ、歌なんだな」って、すごくわかりやすくなります(笑

歌じゃなくても、母音が自然と響いて言葉が滑らかに繋がってると“いい声ですね!”とか言われます^^

じゃあ母音の響きはどこで作られるかっていうと、口腔です。口の中ですね。

だから

普段の喋りよりもちょっとオーバーに母音を言っていくように、歌ってください。


《♪あのね》だったら、発音的に《A N O N E》のうちの、AとOとE。あおえ。この存在をまず認識する。あ、あるね、って。で、ちゃんと言っていく。

母音を接着剤にして、次の子音に繋げる。


歌詞を見てると、日本語は特に、子音の印象を強く感じません?母音の存在を意識しなくても言葉を発音できちゃいますよね。

だから、抜けやすい。

そうするとね、文字通り間抜けになっちゃうんです。マヌケ…。ちょっと幼い感じ。

私も何度もなりました…。

これが英語だったら、母音の種類めっちゃあるし二重母音とかもあるし、意識しないと言葉にならないですけどねー。


《♪あのね》の一言で、ぐっと心を掴まれることって絶対あるので!!

てか、そこで掴まないと。ツカミは出だしですよ。


^^♡

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