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初めまして!あんらくなおこです⑦再就職(テレアポ編)の話

こんにちは!
安樂尚子です☺️


自己紹介のお話も7つ目に入りました!いつ終わるんだよ!ってね、もうちょっとですよ〜😆
読んでいただいてありがとうございます❣️


前回はコチラ↓
⑥2児の子育て・囚われと本当の自分の話
https://note.com/naokoanraku/n/n140663eb54fd


さてさて27歳になって再度働くことにしました!
なんと自宅からチャリで5分もかからないくらいの職場❣️ちかーい😍
この時は特にコレ系の仕事がしたい!とかよりは、子供の送り迎えがしやすい場所で探すが最優先。
今みたいに自分で何かをやるとかの選択肢は皆無でしたね。働く=どこかの組織の中に入ってお給料をいただくという勝手な固定概念しかなかったな〜。
大きなビルの中のこれまたでっかいフロアが会社になっていて、新しく立ち上げの時から入社できたのですごくラッキーだったんです✨


とはいえ、私その時はスーパーのレジ打ち・コンビニ・短期でやった進学塾のバイトと、美容師のアシスタントしか経験がない。
会社という大きな組織に入って働くとかしたことありませんでした。あ!正社員ではないです。子供の送り迎えとかあるから、定時で上がれる契約雇用でした。


なんかね、もう最初の入社試験みたいなのとか、面接とか、経験したことないからすごく新鮮だったの。
後々同期となる一緒に面接を受けた方々も、まぁ人数が多い❗️年齢もかなり幅があったなぁ。
私ね、ほんとによくわかってなくて、希望は正社員じゃないしバイトの延長感覚で行ってしまったから、ある程度キレイめにはしつつもラフさがある服装だったんだけど、周りの方がスーツとかビシッと決めてる方が多くてビビりました❗️😆
「こりゃやばばー!ちょっと違った⁉️」とかアセアセした気持ちだったのをホンノリ覚えてるな〜😆


ただ、やっぱり面接に強いワタクシ。めちゃくちゃ緊張するんだけど、おそらく相手と調和する力を発揮できるみたいで、なんか気に入ってもらえるんだよね。
特に取り柄はないし、この人じゃなきゃ!とかもないんだけど、なんか一生懸命やってくれそうだから、みたいな 笑。いい意味で言うと素直、なんというか正直すぎるというか素を隠せないそのままだから 笑。
だからわりと受け入れてもらえるみたいです☺️ありがたや〜✨
たしかに何かを始める時、人とお会いする時、素直な気持ちでいることはとても大切なことかもしれないね。インパクトは弱いけどね。


ということで、仕事もよくわからないまま入社させていただきました 笑。
その大きなフロアの会社は、保険関係で私は請求受付の部門、テレアポを主にやっておりました。
事務職も初、パソコンもたいして使えない(16年も前だからね…)、保険の内容も全然知らない、テレアポだってやったことない…
新しく立ち上げのフロアだったので、業務が本格的に開始になる前に、
1に研修!2に研修!34も研修!5に…とにかく研修‼️鬼のように研修ーーー‼️どんどこやれやれーー‼️


なんかね…ある程度大人になって、こんなに勉強したことない!ってくらい必死こいて勉強した😆
資料とかマニュアルとか、ぶっといバインダーを何冊もドサドサッともらって、
「これ覚えましょうね😊」
ってサラッと…社員さんが鋭さ光る目の笑顔でお話してくださいました…。
まず内容をとにかく叩き込む!!


ほら、コンプライアンスがあるから、仕事の資料とか家に持ち帰ったらダメだからね、業務時間内でとにかく叩き込むのよ〜。ねじ込むのよ〜。
頭のキャパから溢れ出しちゃうけど、拾って拾って押し込んで〜。
学生に例えるなら授業中に全部覚えなさいねって感じよ…
む…むつかしいよ…


そして内容を叩き込んだら(覚えても覚えられてなくても)、次は電話対応のロープレ。
実践❗️実践あるのみだぁー‼️体に覚えさせるのだー‼️
社員さんとか、先に研修が終わってる先輩方にOJTしてもらって、慌てふためきながら叱咤激励いただきながら全チェックしてもらいながらロープレオンパレード。


「OJT」って言葉ね、その時初めて聞いて「ふーん、付き添って見てもらいながら訓練することかぁ〜」って思ってたけど、ちゃんと意味を調べたことなかったなって今思ったので、調べたら「On-The-Job Training」の略なんだって。
ルーツは第一次世界大戦中にアメリカの膨大な数の軍隊を訓練育成するためにできた「4段階訓練方法」らしいです。
なるほど、なるほど。軍隊ね、そうねその通りだわね。
豆知識だね。ってみんな知ってることなのかな?


この研修期間のあいだに辞めていった方も少なくないと思う。だから最初にたくさん採用してたんだよね。しんどいと思うわ、わかるわかるよ〜!
私が経験してきたバイトとは明らかに違ったものね。
内容が膨大なのもそうなんだけど、生命系だったので非日常の出来事を扱ったり、命のお話をするわけだから深刻だったりする。
(病気や怪我による入院通院、障害、死亡保障に対する請求部署です)
それを扱うことは責任感もかなり伴うし、請求される方が状況的に平常心ではないこともあったり、大きな金銭を扱うから必死だったりもするのよね。


そうなんだけど、私勉強するのは楽しかった❣️未知の世界を知るって面白かったんだよね☺️
研修期間って大好きなのかもしれない✨自分の中に持ってなかった栄養を取り込んで新しい自分に出会う感覚なのかも。
いっしょに研修受けて練習もいっぱいしたお仲間にも恵まれて、大変だけどがんばろー❣️って結束したりね。
本当の大変さを知るのは、本業務が始まってからだったけども。


こうやってヤル気高まってくると私持ち前の隠れた男性性がズイッと出てきちゃうんだよね。
自分への理想がどんどん高くなってきて、
「これじゃダメ、まだまだダメ、もっとやらなきゃダメ」
ってダメ出ししまくる
あなたダメです、なんて言われてないんだよ?だけど自分的にダメなの。できてない。納得できない


「ちゃんとやらないと」っていう思いと、なんなら「誰よりもやらないと」っていうのに囚われて、いつまでも満足しないままやり続けるっていうループに入るんだよね。
人と比べた負けず嫌いというよりかは、自分の中の理想に到達したい!超えていきたい!の部類ね。
だからそこにハマり込むとだんだん終わりがなくて苦しくなる。これは何かを始める時に今だに悩まされるところです。
けっこうこの思いに囚われる方も多いと思う〜。
なんでも軽やかに進めていけることが目標かな☺️


1番早く研修を始めた方で4ヶ月間くらい、私は本業務が始まる1ヶ月前に入社したので(最後の組だった)、なんとか1ヶ月で研修を終えて仕事が始まりました。
実際の業務は、研修の怒涛のロープレなんててんで甘っちょろいくらい、おさまらない緊張感と神経をすり減らす日々が続いたよ。
あの頃はとてもとても仕事が楽しいとか思う余裕はなかったなぁ〜。毎日必死でした。あまり慣れることもなく。雑務的なことはいいとしても、精神的にね。


だってね、命のお話に慣れとかないんだよね。
ある程度機械的にお仕事できればラクかもしれないけど、ご本人は当然だしそれぞれのご家族の生活がかかってる。そりゃあ必死にもなるよね。
あまり感情移入しすぎたり、相手を受け入れすぎるのはプロの仕事ではないんだけどね、どうしても同調しすぎたり、冷静でない方からの圧や、たまに悪意の攻撃もあったりして、気持ちが疲弊していってたな〜。
電話1本終わるとグッタリ…それを間髪入れず1日50本くらいやる。


私ね、もともと平和や平穏であることにすごく欲求があるんですよ。いつも穏やかな気持ちで生きていたい。みんなそうだって?そうだよね、穏やかなことにこしたことないよね。
でも意外とさ、あえて荒波に飛び込みたい欲がある方もいたりするでしょ?私それ全然ないの。
心が揺れすぎたり葛藤が多いことを望まなくて、恐れてもいたんだよね。
繊細なお話が多いお仕事だから、それはそれはもう揺さぶられまくっていました。


精神的な疲れや、のどの調子も悪くなったり(咳が出るとなかなかおさまらない)も重なって、あーこの仕事どうしよ…と思っていた時に、
タイミングよく電話受付の部署から書類発送部署に異動できるお話をいただいて、会社を辞めてしまうよりも、覚えた内容をそのまま生かせるし有り難く異動させていただくことにしました。


思い切って上司に相談してみてよかった!
普段はあまり接点のなかった、異動先となった部署の上の方とたまたまお話する機会をいただいて、チロッと本音をもらしていたんですね。そしたら「うちの部署にくる?ちょうど枠が空くから」ってお誘いいただいて本当に嬉しかった❣️
もし今の職場でどうにも辛いことがあったら、自分の中だけでそのままにしない方がいいよ。話してみるって大事なことです。思わぬいい方向に向かったりするから。


そんなわけで私のテレアポ時代は1年間でした。
疲れはあったけども、とても鍛えられた期間でした。
その後は、請求を受けたものを間違いがないかチェックしてシステム入力し、書類を発送する部署で働くことになります。
なんと!ここでは11年も働かせていただくことに!
男性性全開マックスになるワタクシ。改革者にまでなろうとしてた😆
それはまた次回に。


今回も読んでいただいてありがとうございます❣️



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