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「決められない自分」は、ダメなのか?

チャンスの神様は、前髪しか生えていない。
だから、その場で即決即断すべきだ。

昔、誰かに言われたり、どこかで聞いたことだ。

確かに、そういう場面があるかもしれない。

でも、情報がこれだけ溢れて多様な価値観がある今、
そう簡単に決められないことも多いように思う。

旅先でエンジンが故障した

つい最近、うちの車が壊れた。
旅先でエンジンが故障して、動かなくなってしまったのです。

我が家の車探しが始まった。
始めてみてすぐにわかったのは、コロナ禍の影響で、車の生産が大幅に遅れていて、世界中の半導体も供給が極端に少ないから、新車は、今すぐ注文しても、納車は半年先になるということでした。

買い物にも車がないと困るロケーションなので、狙いを中古車に変えることにした。

中古車は新車と違って、唯一無二の存在で、一期一会の出会いを逃してしまうと、また今度はない。

なぜ、すぐに決められないのか?


Aか?
Bか?

どちらかに決めなければならない。

選択の期限が迫ってくる。
AにはAの、BにはBの良さがあります。
でも、「もっとこうだったらいいのに」と思う部分も、それぞれにある。

だったら、どちらにも決めないのも、あり。
でも、両方を手放してしまうのは、惜しいと思う。
いっそのこと、両方手に入れてしまえ!という選択肢もないわけではないが、今回の我が家の場合、その選択肢はない。

次の出会いを待つこともできなくはない。
でも、普段の買い物にも不便な場所に自宅があって
移動手段がない状態では、行動範囲が限られるし、やりたいことをする機会を失うことになる。

AとBの間を何度も行ったり来たり。
なぜ、潔く決められないのか?

だんだん、考えることも面倒になってきて、コインの裏表で決めればいいじゃん!
もう、誰かに決めてもらいたい!
と思ったりする。


決められないことの中に、価値観がある


なかなか決められないのは、その決断が自分にとって重要度が高いからだと私は思うのです。

重要度が高いから、
後悔したくないし、
損をしたくないし、
失敗したくない。

その決断が、自分の生活や仕事や、人間関係に大きな影響を与えるとわかっているから、決めるのがコワイのだ。

「なかなか決められない」の中には、
自分の大切にしたいモノやコト、手放したくない価値観が隠れています。

そう考えると、
今日はAと言い、明日はBと言いながら
ぐずぐず、グラグラすることにも意味があるように思うのです。

「なかなか決められない」がやって来たら、自分の価値観に気づくチャンスです。


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