noteを始めた理由。自分のこと、どんなことが書けるかな
2020年11月、新卒から15年勤めた会社を辞めました。
きっかけを深く深く掘り下げていくと、やはりコロナだと思う。
コロナによって、今までなら考えられなかったリモートワークが導入され、
子供二人は保育園へ通えなくなった。
しんどかったし辛かったけど、
「なんだよ、家でも仕事できるじゃん」
とも思った。
通勤時間がなくなる。
家にいれば、万が一子供に何かあってもすぐに駆けつけることができる。
夫の帰宅は毎日深夜だし、お互いの実家は遠い。
以前から、もっと自宅の近くで働けたらなぁと思ってました。
今後、家族に、親に何かあった時、
どんな時でもPCさえあれば仕事ができるって、最強では…と思ったのが最初。
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と同時に、コロナを機にやっとやっと日本、そして世界で今起こっていることにきちんと目を向けるようになったんですよね。
当時36歳(だよな…?)。遅すぎます。
Black lives matter、学術会議の人事などなど。
もっと色々あったが、これしかパッと思い出せない。
とにかく、色々知って、色々考えるようになった。
それ、おかしくないですか?って思うことにたくさんぶち当たった。
そんななか、大好きでリスペクトする、DEPTのデザイナーであり、近年はアクティビストとしても活動するeriさんをきっかけに、「Emerald Practices」というポッドキャストを聴くようになります。
「Emerald Practices」は、モデル・女優のTAOさんとモデル・アクティビストの小野りりあんさんがホストを務める、主に気候変動についてお話するポッドキャストなのですが、これがドカンと来てしまったんです、私に。
「地球温暖化」という言葉は知っていたけれど、全く自分ごとではなかった私に物凄いインパクトだった。
一番大きかったのは、子供の未来がこのままではもっと大変で、もっと生きづらくなってしまうという事実。
今を生きる私たちが、何も考えずに便利さ、安さ、諸々の欲求にまみれて暮らすことで、子供たちの未来に悪影響を与えてしまう…ダメだ、どうにかしなきゃって思った。
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唐突ですが、化粧品会社の広報・PRをやっていました。
正直、ほんとーーーに自社の商品を良いと思っていたかというと、
…思ってませんでした。
心から良いと思えない商品を売ることを考えるのが嫌になってしまったんです。15年仕事をしてきて、お腹いっぱい感もありました。
そして、びっくりするほど給料が安かった…。
転職活動をした際に、
「めっちゃ給料低いけど、仕事ちゃんとできる人なんでしょうね…」
と言われたほど。
とはいえ、すごく働きやすい環境でした。
女性が多いのもあって、子供がいながら働くことへの理解があったから
とても助かった。
15年もいただけに、コミュニケーションも取りやすかったし、信頼もされてたと思う。
子供が二人もいて、こんな働きやすい環境、手放せないだろうなぁ…と半ば諦めつつ、働いてた。
でも。
「もういいな」って思ったんです。
何事においても、決断する時はするんですよね。
*
で、「ライターになりたい!」と思ったわけです。
前職でも原稿を書く機会が多く、私はそれが好きだった。
PCひとつでどこでも好きな仕事ができたら…の答えがライターでした。
2020年11月末に退社ののち、Webのライター講座を受講した後に
細々と仕事を始めました。
2021年春に長男が小学校入学だったので、結果的にすごく良いタイミングでした。
学校へ出かける息子をベランダから見送ってあげられる。
学校から帰宅した子供を「おかえり」って出迎えてあげられる。
私はそれがすごく嬉しくて。
収入はあの低給料からさらに半減しましたが、辞めなければよかったとは一度も思いません。
仕事は好きだし大事だけれど、家族と過ごす時間も大事にしたい。
仕事以外にやりたいことや、勉強したいことにも時間を割きたい。
人生一度きり、毎日追われるように過ごして終わるんじゃなくて、やりたいことやって毎日楽しい〜!って過ごしたい。
おかげさまで今はそれが実現できていると思う。
ただ、仕事はまだまだ。
今の仕事量はゆとりがあって良いけれど、一方でもっと頑張りたい、高みを目指したいと思う自分もいる。
ライターの仕事を長く続けていくために、もっとステップアップしたいとも思う。
その手始めとして、このnoteを始めることにしました。
文章を書く練習というのもあるし、自分のこと、文章にしてみて面白いのか?っていう、純粋な疑問もある。
読んでくださる方がいるかはわかりませんが、まずは自分のために始めてみようと思います。
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