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端午の節句を祝う

今日はこどもの日。端午の節句です。
長男はすでにすっかり大人なゆえ、兜を飾るなど大袈裟なことはしないけれど、おやつにはそれらしくちまきを頂きました。

子どもの頃から端午の節句といえば、柏もちではなくちまきでした。
関東に引っ越してきて、こちらでは柏餅の方が食べられていると知りましたが、
毎年この時期だけちまきを販売しているお店があるのでやっぱりちまきを買ってしまいます。
柏もちとダブルで頂く年もあったけれど、これからは甘いものはほどほどに。

ちまきの下には燕子花のお懐紙を敷きました。
端午の節句だから本当は菖蒲がよいのですが、見た目はほぼ一緒だからOK。

合わせたのはよもぎ茶で、湯のみに注ぐと薬草のような香りが立ち上がってきて
香りを嗅ぐだけで気持ちがほぐれます。喉を通るとほどよい苦味が喉をうるおし、ちまきの甘みと少しねっとりと口に残る食感をさっぱりと流してくれます。

根津美術館で購入した《燕子花図屏風》デザインの懐紙には
エンボス加工された燕子花が。


食べ物で季節を味わうのは、お腹におさまって後始末の必要もなく(笑)、
お懐紙を小皿代わりに使うと季節感を演出しつつあと片づけもラクなのでおすすめです。

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