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日本の大学スポーツ改革

みなさん、こんにちはなおきです!

今回は最近気になった事

日本版NCAAの設立についてです!

NCAAについて説明しておくと

National
Collegiate
Athletic
Associationの略で

日本語で全米大学体育協会の事を指します。

アメリカの大学スポーツを取り仕切り

管理運営しているいわば

アメリカ学生スポーツ界のドンです!

2018年をめどに

その協会の設立を日本でも行い

2020年のオリンピックに向け

設立するそうです。

またエンタメ関係は

日本の経済政策としても捉えられており

これからますます重要度が

増してくると思われます。

そんな中、体育教育の考え方が主な日本で

果たしてビジネスとして

学生スポーツを捉える事が出来るのか

とても注目しています。

いま、アメリカでもそこの部分は

NCAA側と選手間のあいだで

問題となっており裁判で学生に

サラリーを払わない事は違反だとして

裁判でも学生側が勝訴し

NCAAの構造自体が変わろうとしています。

プロスポーツと同じもしくは

それ以上に収益を上げているのは

大きな収益もそうですが

歳出がとても少ないところにありました。

これからは選手に対してお金を払ったり

より良い奨学金を与える必要が出てきます。

またNFL(アメリカンフットボールリーグ)と

NBA(バスケットボールリーグ)

では2&doneと1&done方式という

レギュレーションが存在していて

NFLは高校を卒業してから2年後

NBAでは高校を卒業してから1年後

までは高卒プレーヤーの

ドラフト参加が禁止されており

特にアメリカンフットボールの選手は

大学には行きたくないけれど

ルール上仕方なく大学スポーツ経由で

プロの道に進む選手も少なくないそうです。

(NBAの場合はアーリーエントリーで高校卒業後にドラフト参加可能)

日本が日本版NCAAを設立するということは

選手にお金を支払うことになり

揺るぎない事になるとおもいます。

果たして報酬を与えることが良いことなのか

勝利至上主義になってはしまわないのか

はたまた無給では違反ではないのか。

そこに良くも悪くも日本の体育教育の

弊害が少なからず

影響してしまうのではないかというのと

各方面のプロリーグや協会へ

大学スポーツ協会としてどのようにして

立ち振る舞うのかはじっくりと

考える必要があると思います。

とは言っても2018年などすぐですから

仕組みづくりが上手くいくように

僕らも考えていく必要がありますね。

関係がないからとあどるなかれ

大学スポーツの立ち位置が

今後のスポーツ界だけではなく

日本に与える影響は少なくないとおもいます。

日本が苦手としている

スポーツをビジネスとして捉える考え方が

クリアされて行くと新たな発見や

国としての発展が期待出来るのではないか。

今後の展開に期待ですね!

目が離せません!

書いた人 平出 直樹(ひらいで なおき)

小学3年時、地元金指商店のおじさんが監督をやっている地域サッカークラブ、ミレニアムに出会いサッカーの面白さを知る。高校3年までプレイヤーとして、大学1〜2年では母校の中学サッカー部にて学生コーチとして活躍。大学3年時に出会ったJリーグ所属チームにてインターン生として試合運営に2シーズン関わる。現在はアメリカの大学院にてスポーツ経営学、マネジメント&リーダーシップのプログラム受講中の大学院生。

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