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コクヨのデザイン展示イベントに行ってきた

5/25,26にコクヨ本社の1階オープンスペースで開催された「Featured Projects 2024」に行ってきた。その日はデザイナーの友人と休日を過ごすことになっていたので本イベントに行く機会ができた。結果は満足。

Feature Projects 2024とは、コクヨが主催する展示イベントであり、同社の最新の製品、プロジェクト、およびデザインのアイデアを紹介する場です。このイベントでは、コクヨの革新性と創造性を体現するさまざまな展示が行われます。

主な展示内容
新製品の発表
概要: コクヨの最新の文房具、オフィス家具、ライフスタイル製品の展示。
特徴: 新しい技術やデザインコンセプトを取り入れた製品が公開されます。

デザインプロジェクト
概要: コクヨのデザイン部門によるプロジェクトやコラボレーションの紹介。
特徴: デザインアワード受賞作品、インハウスで立ち上がったデザインプロジェクトの展示。

インタラクティブ展示
概要: 参加者が実際に製品を手に取り、体験できる展示。
特徴: 製品の使い方やデザインプロセスを理解するためのワークショップやデモンストレーションが行われます。

サステナビリティ
概要: 環境に配慮した製品やプロジェクトの展示。
特徴: エコフレンドリーな素材や持続可能なデザインの事例が紹介されます。

働き方改革
概要: 新しい働き方に対応するオフィスソリューションの提案。
特徴: フレキシブルワークスペースやリモートワークを支援する家具やレイアウトデザインが展示されます。

イベントの特徴
革新と創造性
コクヨの最新のイノベーションとデザイン力を体験できるイベント。新しいアイデアやアプローチが多数紹介されます。

ネットワーキング
デザイナー、クリエイター、ビジネスパートナーとの交流の場となり、新たなコラボレーションの機会が提供されます。

ユーザーエクスペリエンス
参加者が製品やサービスの実際の使用感を体験できるよう工夫された展示が多く、製品の利便性や価値を実感できます。

まとめ
Feature Projects 2024は、コクヨが持つ多様な側面と未来への展望を総合的に紹介するイベントです。参加者にとって新しい発見やインスピレーションを得る貴重な機会となり、コクヨの最新の取り組みを直接体験できる場となっています。

僕はデザイナーという肩書きで仕事はしてないものの、構造や視覚的なデザインは常に意識している。学生時代は文房具に対する拘りが強く、本屋や文房具店をよく梯子していた。当時から痒いところに手の届くコクヨの製品は信頼感があったし、Campusのルーズリーフは常時ベストバイだった。今では使い済みノートのリサイクルまでやっているし、イベント会場の蓋付きのゴミ箱は白いダンボールで作られていた。

コクヨ本社 THE CAMPUSの一部

クリエイターズマーケットでは色々なデザイナーがブースを立ち上げていて、見ているだけで面白かった。特に面白かったものを2つご紹介。「井上玩具煙火株式会社」と「pinknotweeds」、他にもギミックが効いたものや日本っぽいカルチャーのデザイン商品があった。ステッカーブースも盛りだくさんで、ステッカーを並べるための什器もシンプルなのだけれど手の込んだものだった。

井上玩具煙火株式会社

こちらの商品は一般的な手持ち花火をデザインして、ポップで可愛くしたりサイズが大きいので点火時間も長いと嬉しい点もある素晴らしい商品を販売されていた。全部で20種類くらいあったので、友人が選ぶのを横で見ていると花を選んで花束を作っているみたいだった。


pinknotweeds
https://www.instagram.com/pinknotweeds_manazuru/?hl=en

こちらはタフティングで植物を表現、デザインされたラグが並んでいた。造花作家・向井日香さんの活動拠点でもある石垣島でのピースが集まったような可愛いラグがたくさんありワクワクした。


あとは会社の話ではあるが、THINK OF THINGSがデザインブランドという認識はあったけどコクヨのインハウスから立ち上がったということ、Goodpatchがコクヨの関連会社だということは知らなかった。トークセッションを見る時間はなかったけど、アート・デザイン系の業種にもアンテナを立てて情報をキャッチし、デザインすることを続けていきたいと思う。


そして、ITエンジニアでもそうでない人でもデザインを考えるべき時は必ずあるし、全く考えなくていいかというとそうではないと個人的に思う。業務区分や役割で関わらないことがあっても、デザインへの視点があるだけで見えているものが豊かになる。あらゆるものづくりは背景や目的を検証していく段階でデザインされている。デザインやテクノロジーへの思想としてとても学びになったのが「カームテクノロジー」という本。大量にある一種の見やすい、分かりやすい違和感のないデザイン書というより、デザインの根源・根本的な考え方に近いと思う。


忘れていたけど、イベントなどでしっかりデザインされたステッカーやアイテムをもらえると嬉しかったということを本イベントを通して思い出した。Goodpatchの絆創膏は実用的でツボ、Goodpatchのアイシングクッキー、ReDesignerの瓶に入ったコーヒーなどなど。僕にとってはこれもよいものづくりだと思う、素直にもらって嬉しい。

後日入場券とかの写真アップするかもです。

以上

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