腹が減っては戦はできぬ
豊臣秀吉が残した、戦において兵士たちの士気や体力を保つために食事がいかに重要かということを示している言葉。私が空腹時いつも頭をよぎる言葉でもある。これは癖になってしまっていて空腹状態では本当に何も考えられないくらい食いしん坊なのだ。ケースバイケースで大人の対応をする時もあるが、基本的には言葉通り。
その他にも体調管理をしてこそ社会人たるもの、体調を崩してしまっては普段できることもできなくなってしまう。自分の心身を大切にすることは自分の余力を作ることにも繋がり相手を大切にできる。このように自分をケアしてこそ、相手も大切にできるという理があるかと思う。
私は25歳にして初めてとなる飲食業界で1年間働いていた。ずっとITエンジニアとしてキャリアを作ってきた(現在ITエンジニアに戻っている)。経緯はシンプルで食べることが大好き、人が楽しく過ごせる場所づくりに興味があり探求してみたかったから。結果として最高な日々だった、仲間にも恵まれ毎日すごく楽しかった。
食事やワインを楽しんでもらい心地いい時間を過ごしてもらう。日本のお店なのでチップなどはないが、喜んでもらうことをするのが好きだと気付いたのもこの時だ。黒子に徹する方が自分的に心地良かったので、表立って目立つことはあまり好んではなかったがサービス業は面白いと思えた。
でもたまに、変わったお客さんと接することもあった。そこでいつも思っていたのが以下の問い。
相手に配慮できない人こそ相手に配慮を求めるのはなぜ
多様な人がいて全員に考えを当てはめて対応することができないので深く考えないようにしていた。でも電車に乗っていてもカフェにいてもやっぱりいる存在。
過去の経験や育った環境、現在の生活環境や人間関係など取り巻く状況はあれどスキルではあるので身につけることはできるようだ。
余談ではあるが、ヨーロッパや東アジアのカジュアルレストランで食事をした際、サービスがいいと思うこともあったが、人対人である以上何をしてもらうにしても取り敢えず笑顔でありがとうと声をかけるのが多いと思う。
まあ確かにこうしたスキルが欠如していると思えば、よっぽど問題沙汰にならなければ許容できるが、その人の理屈は到底理解し難い。自分自身当たり前なんてないようなもの、あらゆることは有難いと思うようにしよう。まず自分の機嫌をよくしてから。
以上