見出し画像

自販機補充は意外と楽しい

自販機補充の仕事を1年半ほどやっていたことがある。

僕は人付き合いが苦手なので、選んだ仕事だったけど、思いの外楽しかった。

世間のイメージはだいぶ悪い

体力勝負な面は否定出来なく、低身長は自販機が高い位置にあると補充にかなり手こずる。

それでも楽しかったと言えるのは、自販機は自分のお店なんだと思えたこと。
パネルやキャンペーンシールなんかを綺麗に貼ってあげると、通りかかる人はチラッとでも興味を示してくれる。

本数の売り上げデータを元に補充を行うので、売れ行きも後でしっかりと分かる。

売り上げ金額で、社内ランクやボーナス査定にも関わって来ていたので、かなりやる気を持って仕事に臨めた。

じゃぁなんで辞めたのかというと、手抜きが出来ず夜中まで仕事をしていた中、バイク事故(自爆なので迷惑は掛けずに済んだ)を起こし限界を感じた。

上司に相談をしても、手を抜けというアドバイスばかりで、対策は取られなかったので、辞めた。

正直、勤務時間管理がしっかりと出来ていたのであればもっと長く続けたかった。

7年程たったいまでも自販機を見ると、これなら自分の方がうまく出来るなぁなんて思ったりもする。

自販機業界はブラックだ!なんて完全否定されていると、少し悲しい気持ちになる。

話の終わらせ方が分からなくなったけれど、自販機補充の仕事は楽しかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?