今回は捨てなければいけない思考についてお伝えしていきます
一つ目は分断思考です
人は物事を二つに分断する考え方があります
金持ち 貧乏
先進国 途上国
幸せ 不幸
勝ち組 負け組
サラリーマン フリーランス
しかし実際に日本では、金持ちでも貧乏でもない中間層がほとんどです
途上国で言えばどんどん発展し先進国に近づいている国が多いです
幸せ不幸、勝ち組負け組も価値観によるものですしサラリーマンとフリーランスを兼業している人もいます
なので世の中というのは単純に二つに分けるということができないのです
黒か白かではなくその間にある色を考えるのが重要なのです
何故この分断思考がビジネスにおいて邪魔なのかというと
お店を起業する人の中で立地を選ぶ際に
交通量が多い =人が集まるので良い
交通量が少ない=人が集まらないので悪い
と考える人が多いのです
そうではなく交通量が多いことにデメリットがないのかというのをまず疑わなくてはいけません
逆に交通量が少ないことにメリットがないのかということも考える必要があります
交通量が多い =家賃が高い、スタッフがたくさん必要
交通量が少ない=家賃が安い、スタッフもいらない、店内のスペースも広い、デリバリーにも特化できる
少し思いつくだけでもこれだけ出てきます
なので必ずしも交通量が多い立地が良いというのは間違えなのです
分断化した物をさらに細分化してグラデーション化して考えていくのです
なのでどれだけ売り上げたかではなくどれだけ売り上げたものを残すかが重要になってきます
二つ目はネガティブ本能を捨てなければいけません
人はネガティブなことにすごく反応し共感する本能があります
例えば少し前に『保育園落ちた日本死ね』というコメントがかなりバズりましたね
同じ考えの主婦たちからかなりの共感を得たことによって日本全体にこのコメントが広がりました
しかしそれが『保育園受かった!良かった』というコメントだったらどうでしょうか
特に広がる事でもないですよね?
メディアのネガティブな報道もまさにそれです
例えばニュースで交通事故がありましたその為、子供が一人亡くなりました
これだけ報道すればいい事を、被害者の遺族のインタビューだったり余計なことまで報道しますよね?
これはメディアはネガティブな事に人が共感するのを知っているので視聴率を取る為に行っていることと考えられるのです
最近だとソフトバンクのシステム障害があり電話ができなかったりネットがつながらなかったりした為、5日間で1万件以上の解約があったとニュースになりました
しかし実際にデータを調べてみると
通信障害関係なしに普段から5日間で1万件くらいの解約がある物だということがわかりました
※日本の回線1億7千万回線 そのうちの3,910万回線がソフトバンク残りはドコモ等
年間解約率2%=782,000解約/年それを365日で割ると2,142件/日=5日間は10,712件
メディアは視聴者に共感してもらうために日々ネガティブなことを発信しようと
必死なのです
なのでメディアの情報や自分に入ってくる情報というのは鵜呑みにしないで一旦疑って考える必要があるのです
事実が確認できればデータ化できる
データ化できるからビジネスで成功するのです
メディアの裏付けというのが重要で決して自分の感情に流されることなく
サービスの設計を定量化してロジカルに組み立てていくことがビジネスにおいて必要になってきます
次回もこの続きをお伝えしていきます
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