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企業内中小企業診断士の活躍方法

 挑戦的なタイトル(ご依頼頂いたタイトルということでご勘弁を・・・)で大変恐縮ですが、前回のnoteでご紹介した「つぎ夢経営研究会」での発表を文章でお伝えいたします。

1 心構え<行動あるのみ>

 いきなり、心構えから入りました。中小企業診断士と名乗った瞬間に、各所から相談や仕事が舞い込むわけではありません。もちろん、舞い込みを期待するのであれば、行動することは必須になります。大体の方は、行動がないのに稼げないとなるパターンが多いです。無論、本業でのノウハウや経験などの専門性を活かす案件は強いとは思いますけど、とにかくアピールを含めた行動が必要です。

 とはいえ、実力がないので行動が伴わないという話もあります。最初はみんな実力がありません。とにかく手を上げて参加して、苦しいですが、アウトプットとインプットを同時に実践で経験することでしか成長できません。色々知識をインプットしてから取り組むのが良いとは思いますが、うまいタイミングで仕事になるか分かりませんので、とにかくチャンスが来たら手を上げることが必須です。

 よって、やりたいことは今しかできないので、損得抜きで色々やってみましょう。余裕ができたら、ご自身の戦略で取捨選択すればよいのです。
 

2 ネットワークを作るのではなく、ネットメイクする

 次に、ネットワークを作るのではなく、ネットメイクをすると書かせて頂きました。ネットワークを作ることは大事ですし、必要ですが、それ以上に踏みこみたいです。なので、名刺渡してしばし待つのではなく、共に活動して仲を深めましょう。それに加えて、情報発信もできる方はしたいです。それにより、こういうことができるんだというアピールにもなると思います。まあ、いかさま的なもの(私か?)も散見されますが、そういうのはだんだん分かるようになります。
 
 ここで、時間をかけて強調したことがあります。中小企業診断士になったということは、中小企業診断士として最低限の知識は持っていることを示したことになります。なので、すぐに実践に飛び出せみたいなことを先ほど言いましたが、もちろん自己研鑽も永遠に必要です。それに加え、自己投資も必要です。自己研鑽の為に自己投資をするのはもちろんですが、IT機器やソフトウェアサービスはケチらずに投資しましょう。Dropboxで有償版がないので仕事できないとか、Webカメラがないとか止めましょう。

 中小企業診断士の2次試験は頭を使ってきたのに、合格した瞬間に頭を使って考えることを止めてしまう人が多いです。必要なことは対応するしかないのです。考えたら分かりますよね。

3 変な人(中小企業診断士)や怪しいサービスには付き合わない

 どの業界にも会社にも変な人は確実にいます。中小企業診断士も同様です。変なという定義はしていませんが、怪しいと思った場合は、何人かの先輩の方に聞いてみると良いと思います。

 あと、最初のうちは色々な研究会に顔を出すのはお勧めします。しかし、個々人によって意味があるかないかは違いますので、合わないと思えば辞めましょう。誰も引き留めはしませんので、悪態とかはつかずにきれいに抜けて下さい。

4 まとめとお願い

 最後に、まとめとお願いとしました。まとめは今までのキーワードを並べただけですので、コメントはありません。

 お願いは思いも含めて書かせて頂きました。中小企業診断士を取得しても資格をフル活用できていない方は結構います。もちろん、自己啓発でなので知識をインプットすれば目的を果たせたという方もいますし、活動不足で資格が維持できない方もいます。個人的には資格をフル活用して頂きたいと思っています。

 あとは、活躍と稼ぎは違うと考えています。稼ぐことが是でも良いですし、是じゃなくても良いのです。ご自身のポリシーに基づいてバランスを持っていくことが大事です。私もやるべきものは無料でもやりますし、時にはこれ以上じゃないと絶対やらないというのもあります。事業者の熱意も必要です。

 最後に約束は守りたいということを書きました。企業内とか忙しいとかは関係ないです。フォローできるものはできますが、逃げたり投げ出したりすることはご迷惑をおかけしますので気を付けましょう。



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