企業内中小企業診断士にお勧めする研究会のご紹介
今年も試験合格で1,600名強に加え、大学院等の養成課程なども含めて数多くの中小企業診断士が生まれました。試験合格の方は、実務補習や実務従事の要件もあるので、まだ正式登録までに至らない方もおりますが、今後の活動を緩く行いたいための方向けに研究会情報をお伝えしたいと思います。
０ なぜ、この話題を出したのか
私も中小企業診断士として、最近合格した方から、「こういう経歴で、こういう感じで、中小企業診断士としてやっていきたいが、何がおすすめ研究会がありますか？」(抽象的に書いていますが)と聞かれることが増えてきました。また、同期の中小企業診断士でも、1年目から大々的に活動していたが、コロナがあったり、活動の縮小がでており、最近が影もなくなってしまった方もいます。今を振り返って、緩く活動したい方向けに情報をお出ししようかと思っています。
ちなみに、これは私の意見で書いていきますが、全て私のことを指していません。企業に勤めており、副業がほぼできない環境にある方が、中小企業診断士として、なんらかしら少し繋がっていくにはどうすれば良いかという観点で書いています。
１ 中小企業診断協会に入るかどうか
研究会に入るには、まず中小企業診断協会に加入しないと始まらないと考えると思いますが、それ以外の選択肢もあります。副業で開業届を出したり、100万円単位の収入を得ようと思うのであれば、加入する選択肢はありだと思いますが、加入しても自ら動かないと意味がないので、緩くやっていく方は加入しなくて良いです。迷っている方がいれば最初の1年は入ってみようくらいの感覚で良いと思います。最初の1年は入会するのに3万円程度、各地の協会に入るのは5万円前後の費用が掛かります(地域によって誤差あり)。この費用で悩んでいると思いますが、元を取るのは経験上可能だと思います。登録前だと、準会員というのもあるので、スタートが肝心の方にはお勧めできるかもしれません。
２ 中小企業政策研究会に加入すれば良い
中小企業診断協会に加入しなくても、同期の方とコネクションを持っておけば繋がりを活かせると思うので、仲間は作っておいた方が良いと思います。
仲間を作る観点では、受験生をサポートする団体などは良いと思いますが、受験生支援には興味がなく、中小企業診断士として活動や研鑽を積みたい方は、中小企業政策研究会に加入することをお勧めします。詳細は説明いたしませんが、以下のURLをご覧ください。年間5,000円で色々な分野の研究会と毎月の月例に参加できます。
３ 中小企業政策研究会の説明会に参加しよう
3月26日(日)の午後にオンラインで説明会があるので、参加してみましょう。詳細は以下の通りです。
４ マスターコースで実践力を付けたい
研究会活動も少しは行っていきたいが、中小企業診断士としてマスターコースなどで実践力を付けたい方もいらっしゃると思います。マスタコースでは専門の分野に特化したものや、総合的にスキルを付けるものがありますが、どちらにせよ情報収集が鍵になります。
宣伝めいてはおりますが、このnoteをやっている「企業内診断士の輪を広げる「楽しい」チーム（企業内チーム）」のメンバー中心で、「診断士なら！知らなきゃ損するマスターコース ～入門＆徹底比較～セミナー 2023」を4月1日(土)午後にオンラインで開催致します。
過去の受講者の生の情報を資料や座談会を通じてお知らせいたします。個々の説明会に参加することもできますが、まとめて情報を入手でき比較できるメリットは大きいと思いますので、是非ご参加下さい。
５ 神奈川地区の方にお勧めの研究会
神奈川地区に在住の方にお勧めの研究会がございます。その研究会は「つぎ夢経営研究会」という研究会です。協会等への加入は関係ありません。年6回の開催ですが、会費は入会金1,000円で、年会費は年間で1,000円とお安いというだけではなく、実務従事案件だったり、中小企業診断士として専門的なスキルも身に付けることが可能ですので、是非ご参加ください。
６ つぎ夢経営研究会に参加しよう
次回の研究会は、中小企業政策研究会の説明会後の3月26日(日)18時からかながわ県民センターで開催します。私も少しお話しすることになっていますので、ご興味のある方はぜひお越しください。
７ まとめ
今回は研究会に焦点を絞って、緩い(＝コストが安かったり、参加しやすい)というキーワードでまとめさせていただきました。今後は違う観点でも書いてみたいと思っています。個人的には、がっつり活動した方が資格自体が活かされてよいと思いますが、人それぞれだと思います。せっかく取得した資格なので、5年後に資格更新できるくらいの活動は細々でも続けて頂きたいと思っております。
#中小企業診断士 #企業内診断士 #中小企業政策研究会 #つぎ夢経営研究会
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？