見出し画像

中国🇨🇳 朝8時の銃撃?

とある日曜日の朝8時。

『バンバンバンバン!』
『バババババンッ!』
『バン!バン!』

寝ている部屋の真下でものすごい音がする。

直感的に「撃たれる」本気でそう思った。

しかし、ここは中国上海。
南米であるならまだしも、銃は違法のはず。

今いるのは団地の2階。
恐る恐る外を見てみる。
4、5人の男が地面を見て満足そうにしていた。

いたって普通のオジサンたち


私もその男たちが見ているところに目をやる。
すると…

そこには今までに見たことがないような量の爆竹があった。
しかもよーく見てみると、ばら撒かれている爆竹の形はハートの形のように見える。


???

ただ、そこまで経ちようやく安全ではあることがわかった。

2回目の爆竹



泊めてもらっていた家主のJさんもその様子を見に窓までやってきた。

「あ〜結婚式だ」

???

「結婚式?」

聞き返そうとしたときには、爆竹に続き大きな打ち上げ花火が上がった。


するとその爆竹を見にくるようにゾロゾロと外に人だかりができてきた。


中にはおしゃれな格好をしている人もいて、まさに結婚式が行われそうな雰囲気。
しかしここは普通の団地。どういうことだろう。

Jさんに聞いてみると、
上海の結婚式は新郎が新婦を迎えにくるところから始まるそう。
新婦の家に新郎がやってくる。
新婦は実家の自分の部屋にいて、友人や家族がその部屋のドアを新郎に開けさせないようにクイズなどを出して邪魔をするそう。
新郎が新婦を連れていく最後の壁ということだろう。

その前段階としてお祝いの爆竹と花火を上げていたということだ。

しばらくしてベンツに乗った新郎新婦が登場した。

ベンツはもちろんピッカピカ✨

みんなでそれもお祝いする。

私も下に行って様子を見守る。


その後新婦が部屋に行きスタート。



朝から命の危機を感じたが、日本では味わえない異国の結婚式の一部を経験した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?