(コメディ小説)もし自分がオタクになれなかったら?あるいはオタクをやめていたら?
[それぞれのスマホアプリを使ったTV電話で、魔女木直樹、雷の妖精さん、風の妖精さん、オオスズメバチのメスが集まっています。]
魔女木直樹:「もし自分がオタクになれなかったら…なんて考えてみると、やっぱり引きこもり同然の生活を送っていたかもしれないな。オタク文化がなかったら、何に興味を持って生きていけばいいのか分からないよ。」
雷の妖精さん:「そうだね。私もオタクになれなかったら、危ないカルト宗教にハマっていたかもしれない。オタクの世界は安全な場所だから、そこに逃げ込んでし