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医師起業日記_vol.38_会社をやってみて、感じていること
起業といえば聞こえはいいものの
「会社やってます」
と言葉できくと、聞こえはとってもいい。「がんばってるねぇ」と感じる。やっぱり社長だとか経営者だとか、よくわからないけどなんだかすごく聞こえるもの。
自分も以前はずっと「代表取締役ってかっこいい!」なんて思っていた。そんなこんなで細々とやっていた仕事が会社にしてもいいかなという感じを帯びてきたので、会社をつくってみたのだが。
やってみると、それまで感じていた「会社をやる」というイメージとは、まったくもって異なる感覚しかない。というか、あの時の憧れはいづこに…という感じだ笑
一応、節税目的の法人ではなく、ゼロイチで始めた事業ではあるので、そこは「よく頑張った自分」と自分をほめてやりたいところだけど、なかなかどっこい大変だ。
今回は「会社をやってみて、感じていること」というテーマで書いてみる。
1. 零細すぎて、ふつうに絶望する
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法人とは「法律上の人格」とどこかのyoutube動画で聞いたことがあるが、わが法人格、あまりに小さすぎる。とてもじゃないけど「会社やってる」とドヤれるまではあまりに程遠い。
つくってヒイコラ言いながら頑張っていると、SNSに出てくる社長たちがいかにすごいか思い知らされる。「どうやってそんなに遠くまで…!」と驚嘆の思いだ。
というわけで、当たり前すぎていうに及ばないことは大前提だが、やっぱりつくっただけじゃお話にならないなと。ドヤれる人逆にすごい。。
2. 細々とした知識が、完全に後追いでつく
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起業の本とか読んでいて、何となく「あー、企業共済だか何だかは大事って話よね?」と、会社をやる上でのハウツーはわかったつもりでいたが、実際やっていると普通にヌケモレが出まくる。
税理士さんに指摘されて「え、そんな制度が!?」とか「え、勘定科目これだめなの?」とか、しっかりとヌケモレで痛い目を見てから学ぶと言う感じの日常を過ごしている。
ただ、やっぱり体験して、失敗して、後悔して、初めて知識というのは身に付くものだなと。本読んだり、人に話聞いたりして、「だいたい全体像掴めてます」という顔をしていた自分、アホすぎた。
3. なんだかんだ応援してくださる人がふえる
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個人事業やそれ未満の副業でやっていた時も、応援してくださる人はいたが、法人作って「よくわからんですが、毎日ヒイコラやってます!」という"勢いづいたおバカ"に進化すると、少し応援の声が増える。
クールに賢く冷静にいきたいのは山々なのだが、そんなふうに振る舞っている余裕もなく笑 「あ、なんかよくわからんけど、がんばってるな笑」と思ってもらえるのは本当にありがたいこと。。
とはいえ、がんばっていないとなかなか応援してくださる人もがっかりしてしまうので、その分、自分も余計に頑張るようになった。はい、がんばります。
4. 来月急に売上が立たなくなるんでは?という不安で、家が建つ
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法人はいつ売上がなくなるやもしれぬ不安の中で生きなければならず。。これがじわじわきつい。ランニングコストをほぼないレベルまで落とせばいけるかもだが、そうすると成長も乏しい。
「ああ、外注費とかゼロにしてしまいたい」といつも逃げ腰になりたい弱い自分と、「成長のためにしゃがみこまんと!」というなぞに強気な自分が、毎日戦っている。
というわけで、今回はそぞろに感じていることを書いたものの、本当にこれが心中そのままだ。とりあえず、がんばります笑
走り書きですが、少しでも参考になっていれば嬉しいです。
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