見出し画像

医師起業日記_vol.44_「今後の目標は◯◯です」というけど楽しそうじゃない人

それは本当に達成したい目標なのか

「まずは◯◯を取得して、そこからは色々やってみたいです」

今後の人生・キャリアの目標を聞かれて、今のところの展望を語るシーン。誰しもオトナになって数年間はこうした場面によく遭遇するはずだ。

こんな時、あなたは何といっているだろうか。そして、もう一つ重要なのが、その目標を語る時、どのくらい自分自身の中に内心のワクワクした気持ちがあるだろうか

実は、無料相談でお話する人のほとんどは、目標を口にすること自体はあまり詰まることはないものの、そう言っている本人の表情がくもっていることというのは、非常に多い

かくいう自分も、知らず知らずのうちに望まない目標に向かって走ってしまっていた経験はかなりある。結構おちいりやすいワナなのだ。

高学歴の人は、目標を答えることに関してはそれほどニガテ意識はないだろう。しかし、「ワクワクするか」の質問に「はい、とてもワクワクしてます」と答える人は少なそうだ。

特に、高学歴であればあるほど「目標をはっきり答えるのは得意だけど、それにそれほどワクワクはしてない」という人の割合は増えるような印象がある。

子どもの頃はワクワクしない目標を淡々と答える人は少ないはず。にもかかわらず、なぜオトナになるとそうなってしまうのだろうか。また、どうすれば「ワクワクする目標」にたどり着けるだろうか。

今回は、そんなテーマについてのnoteを書いてみる。


1. ワクワクしないゴールを追うことに慣れすぎている

学生時代、ある程度勉強をすることを求められる環境にいた人、厳しい部活によって強めに拘束されていた人は、この手の状況に陥りやすい。

自分もまたそうだったが、学生時代「この目標を追うと評価される」という無意識の中で生まれた『外発的動機』にとらわれる傾向があった人は、その習慣がカラダに染み付いている。

やっかいなのは、この『外発的動機(=自分のホンネではなく他者・環境の影響で発生している動機)』を追っている本人は、それ自体を「ホンネだ」と錯覚しやすいこと。

『外発的動機』を追って、それにより自分を満たすことに慣れているので、もはや『内発的動機(=童心そのままに、自分のホンネから生まれる動機)』がわからなくなってしまう。


しかし、そうしている人はやっぱり目標を口にするとき、どうも本当に目指したそうには見えなかったりする。どこか機械的になる。

これは、過去にそうした状況で「自分は達成すべき」で行動することに慣れてしまったがゆえにうまれている事象なのだ。


2. どう「本当はどうしたいのか」というホンネを明らかにするのか

ホンネを明らかにする方法は「色々なものに見て聞いて触れることで見識を広げる」ももちろんそうなのだが、一番大事なのは「本当はどうしたいのか」とホンネを引き出すプロを頼ることだ。

特に、このホンネではない外発的動機を追ってきた人にとって、ホンネを抽出する作業というのは、並大抵ではない。少なくとも「色々考えるうちにホンネがわかった」という偶然の解決は期待できない。

プロと探し出してからしばらくは「ホンネがわかった!」と思ったはずが、わかっていなかった、ということさえしばしばある。だから、腰をすえて視界が一気に広がるまでは粘りたい。

そのプロというのが、コーチという存在だ。何かホンネに関して思い当たる節がある人はぜひ、コーチングを利用してみることをお勧めする。


走り書きですが、少しでも参考になっていれば嬉しいです。


メッセージ

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

記事を読んで少しでも興味をお持ちいただいた際は「スキ」「フォロー」をいただけますと嬉しいです。

今後ともよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?