見出し画像

医師起業日記_vol.37_メンタルやっちまってから気をつけてること

一度やっちまったら気をつけないといけないよね

「メンタルは壊すと二度と元にもどらない」

よく言われているこれ。実際、昔こわしたことのある自分から言わせれば、一定ホントだなと思う。やっぱり、それまでと全く同じムリができるかというと、できない。

とはいえ、完全に復帰不能になるかといえば、そうでもない。メンタルを壊したあと、正しいプロセスをふんで復帰すると、とっても思慮深いひとになる。

あと経営者だと「仕事ガチってたら、一度メンタルやってるくらいがデフォ」という人も多い。やっぱりコミットメントや複雑な課題に日々向かっていないといけないと、壊しても不思議じゃない。

単純に「それまで許容範囲を超えるムリをしていたので、それをしなくなる」だけではあるのだが、それは結構デファクトスタンダードな感じがあって、自分もわりと慣れるのに時間がかかった。

今回は「一度メンタルをやっちまってから気をつけていること」というテーマでお話する。


1. 「気合い」はやらない

メンタル壊しがちな人は、とかくに「気合いでなんとかする」「耐える」「我慢する」という行動様式がありがちだ。そして、それの許容範囲をこえたストレスがかかることで、ポキっといく。

もちろん、ぽきっといく原因が過労ではなく人間関係だったりすることはあるが、やっぱり人間関係であっても、逃げずに耐えすぎたというパターンが多い。逃げるって難しい。

だから、メンタルをやった後はとにかく、これまで「気合いでなんとかなる」「こんくらいなら耐えれる」の基準を落としてあげないといけない。

うつの原因になる『価値観』をトラウマへのアプローチで解消できても、シンプルに身体限界を超えられるようにはならない。

ムリの基準が高い人が多いので、ここは「サボりすぎかな?」と思っちゃうくらい、基準を下げる。自分もわりとここはやっちゃいがちだった。


2. 暇つぶしをがんばる

がんばりすぎでメンタルやっちゃった場合、がんばりすぎない行動様式に変わることで「こんなヒマしてていいのか?」という状況になることもしばしばだ。

しかし、ここで頑張りなおしてはいけない。というわけで、暇つぶしが上手くなり始める。メンタル壊さないタイプの人間は、暇つぶしなんて呼吸するようにできるが、やっちゃった人にとっては結構むずかったり。

「暇つぶしなんて無意味なことはしない」くらいな人間だったので、自分もこれにはとっても苦労した。なにせ「暇な時に遊ぶ」といわれても何すればいいんかわからんと。

アマプラみたりとか色々試したものの、今となっては普通に1日なにもしないとかそんな感じで暇を潰している。


3. 本能的にやりたいことだけ、がんばる

とにかく、脳が少しでも違和感を感じるようなことは、やりすぎてはいけない。ので、やりたいことを見つけるのが上手くなり始める。

それが仕事になり始めれば御の字だ。だが、別にならなくてもいい。やっぱり人間、何かを頑張っていた方が精神衛生上いいことが多いので、こういうのは大事だ。


4. 合わない人に会わない

ここも結構ありがちなのではないだろうか。
メンタルをやってからだと、なんか合わない人と会って話すストレスは、尋常ではない。

もとから対人ストレスをごまかしていた人も多いので、それがハッキリとストレスだと認識できるようになる、という方が正しいかもしれない。


とにかく「違和感を感じる機会を減らす」に尽きると思う。あとは、正しく一歩ずつ前に進んでいれば、復活できる。意外と振り返れば早いものだ。


走り書きですが、少しでも参考になっていれば嬉しいです。


メッセージ

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

記事を読んで少しでも興味をお持ちいただいた際は「スキ」「フォロー」をいただけますと嬉しいです。

今後ともよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?