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医師起業日記_vol.21_この「3つ」さえ揃えば、全てはうまくいく

自分を行き詰まらせてしまうもの

「自分なりに色々試行錯誤しているけどうまくいかない…」
「でも新しい挑戦はこんなもの、もっと頑張らないと…」

そんな風に頑張りがちな人も多いはず。当の自分もまさにそんなタイプだったし、なんなら今でも気付かぬうちにそうなってしまうこともある。

このnoteを読んでくださっている人も、そうやってさまざまな苦労を乗り越えてきた方がきっと多いはず。むしろ、この苦しさがデフォルトだなんていう場合もあるだろう


実は先日、新たに前々から活躍を知っていた経営者の方から、コーチングを受けることになった。受ける前の自分はといえば、めちゃくちゃ緊迫感を持っていた。

「厳しいフィードバックが待っているんじゃないか…」

コーチングにも種類があるが、いつでもかんでも「わかります、そうですよね」だなんて共感ばかりのコーチはいけない。時に厳しいフィードバックもあってこその存在だ。

そういう認識をもっている自分なので、若干ビクビクしていたのだが、むしろ序盤にサクッと言われた結論が非常に印象的だった。

何かがうまくいかない原因は、3つです


今回は、この「何かぐんぐん伸びられていない現状を生み出している3つの原因」について、改めて振り返りも兼ねて書いてみた。


1. 思い込み

これが最も自分では自覚しづらい原因だ。もちろん、教養として「思い込みの怖さ」を知っていたり、「ずっと引っかかっていたことが思い込みだと気づいた瞬間」を経験している人は多いと思う。

現在のあなたはどうだろうか?

例えば、色々な副業に手をつけてみたけど、どれもあまりピンと来なかったという人がいるとする。この人がそんな現状に甘んじているのは、何が原因だろうか。

  • そもそもトライしてみた数が足りていない

  • そもそもなんでそれをやろうとしているのかわかっていない

  • どれも適不適をきちんと実感する前にやめてしまった

色々な原因はあるはずだが、実は最も大きい原因は、こんな思い込みであることが多い。

自分は、新しいことで十分収益化できるほどの能力はないんじゃないか

この思い込みにはまっていると、何に挑戦しても歩幅が小さくなりやすく、またやり方も「本で読んで、動画を見て、自分でできる範囲でやってみる」という現状維持パターンにハマりやすい。

本気で「自分ならできる」と確信できている人なら、そんなちまちましたやり方はせず、「すぐにプロに直接指導を受けて、最短で達成する」というアクションに移行したりするはずだ。

思い込みは、指摘されること・気づくことで解消できるものもあれば、幼少期の原体験を扱うカウンセリング的アプローチをしないと解消できないものもある


2. 知識不足

これは初歩的に見えるが、意外と陥りやすいポイントだろう。「自分はこれですね…知識と経験が足りてない感じです」と感じた人もいるはずだが、実は真の問題はそこではない。

知識と経験をがんばって積んでいるのに、いつまで経っても成長がなだらかなままな人も多い。では、「知識不足」をもう少し具体的にいうと何だろうか。

"本当に必要なもの"がまずわかっておらず、かつ、そのうち、何がどのくらい不足しているのかもわかっていないこと

つまり、知識・経験を得たところで、全体像として何をどのくらい持っているか分かっていなければ、ただただ"忙しくて多少詳しい人"で終わってしまう

自分がどうなりたくて、そのために本当に必要なものは何で、今は何がどのくらい足りないのか、を全てわかる必要がある。分からないなら、本や動画なんて見ている場合ではない。


3. エネルギー不足

これも気付かぬうちにはまってしまいがちだ。しかも、医療従事者はこれが非常に起きやすい環境にいる。

どれだけ知識や思い込みを外しても、体力気力が不足していれば、物事を前に進めることは難しい。

睡眠不足気味、食事が偏っている、運動が足りていない、など、思い当たる節がある人はぜひここからまずは正して欲しい。ここなしではなかなかに現状改善は厳しい。


と、ここまで書いてみて、自分でもやはり気をつけないとなぁと感じています。これって本当に自分では気づくのが難しい…。

それもそのはず、人間には「同時に二つ以上のことに注意を向けられない」という性質がある。つまり、何をどう頑張っても盲点ができる仕組みになっているのだ

だからこそ、コーチングという、何かをみっちり教えるわけでもなく、ただただ傾聴するわけでもない不思議な領域が存在しているのだろう。


走り書きですが、少しでも参考になっていれば嬉しいです。


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