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医師起業日記_vol.23_劣等コンプを解消するにはどうすればいいのか

劣等感・コンプを解消したいあまり頑張ってしまう

「この人は事業で実績を出しているのに、自分はなんの実績もない」
「この人はモテているのに、自分はモテない」
「この人は自由気ままに生きているのに、自分は窮屈だ」

誰しもこんな感じの劣等コンプレックスを感じたことが一度はあるはずだ。自分も劣等コンプを解消したくて頑張った時期というのは何度かある。

この手のコンプ解消は簡単なようで難しい。

例えば、部活で全く成果が出ない時期は「入賞すれば少しは解消される」と思っていたはずが、タイトルをとっても「他の界隈にはもっとすごい人が」とキリがなくなるのはよくあること。

だからといって、「昨日の自分に勝てばいいんだよ」と言い聞かされても、「そんな綺麗事はもう聞き飽きた」と内心毒づいてしまいたくなるだろう。

今回は、そんな劣等コンプの「2つ」の解消法についてお話ししていく。


1. 息を止めて、短期で一気に解消し切ってしまう

こちらのアプローチの方がある意味気が楽だろう。要は「解消したい」という欲求に向かって全力疾走せよ、ということだ。

しかし、そう一言に言っても、注意すべきポイントが一つある。それは「短期で一気にダッシュしないといけない」ということだ。

よくコンプ解消のためにやってしまいがちなミスとして「小さく少しずつ自分を変えていく」というものがある。簡単にできるが、これではいつまで経ってもコンプ解消を実感できる成果が得られない

また、そもそも「コンプ解消したい」という思いの裏には、必ず「解消したくない」という本音も隠れていることが多い。「解消しないままの自分」の方が実は無意識では心地よいと思っているのだ。

その上、劣等コンプそれ自体は「そもそもの根本原因」ではないため、解消するために時間をかけすぎると、自分が消耗してしまい、途中で挫折してしまいやすい。

だから、やるなら大きい金額を投資する、環境を大きく変えるなどして、一気に解消できるほどの成果をあげないといけない。

ちなみに、劣等コンプを解消したらスッキリさよならではなく、実は2. に記載するアプローチが必要であると気づくはずだ。


2. 自己受容を確立する

こちらは劣等コンプの原因になっている「幼少期に定着したとらえ方」そのものを解消することだ。

劣等コンプとは「自分は人より頭が悪いから頑張らないといけない」とかそういう見方のことだが、よくよく考えるとこれ自体に違和感があることがわかる。

  • 「頭が悪い」があまりに一面的すぎる

  • 「なぜ頑張らないといけないのか」が不明確すぎる

  • 仮に比較として正しくても、それ自体の何が否定的なことなのか不明


例えば、「五体不満足」で有名な乙武洋匡さんは、高いセルフイメージで有名だが、これは子供の頃に「あなたはなんでもできる」と繰り返し親に言い聞かされていたことが理由とされている。

もちろん、彼が優れているとか劣っているとかそんな話ではないが、「なんで◯◯さんが劣等コンプを持っていないのに自分は?」と不思議に思ったこともあるんではないだろうか

つまり、本当の問題は幼少期に定着した「自分は優れないといけないんだ」「自分は劣っているから頑張らないといけないんだ」という信念ということだ。

解消法はこのnoteに記載するには長いので割愛するが、ここを扱わない限りずっと劣等コンプは残り続けてしまう。


今日は簡潔に記載してみたが、この手の問題を「表面的に解決するサービス」は世の中に溢れている。例えば、美容や自己啓発がそれだろう。

一時的に劣等コンプ解消!となったはずが、しばらくすると元の自分のメンタルに戻っている。つまり、これらは表面を若干解消し続けることで利益が出続けるビジネスなのだ。

つくづくコンプビジネスは恐ろしい。という余談は置いておいて、今回はこのくらいにしたい。


走り書きですが、少しでも参考になっていれば嬉しいです。


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