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「記録の力」 ミスID2021

ごきげんよう。ミスIDセミファイナリストの直花です。
(この挨拶、あと何回言えるんだろう)

ご覧いただきありがとうございます!

初めてわたしのnoteをご覧になる方はこちら↓を先に見ていただけたら嬉しいです。
①「私だけの物語」をここから ミスID2021
https://note.com/naoka_/n/na129b579ec16
②「覚悟」 ミスID2021
https://note.com/naoka_/n/n7fbfb2d2146b
③「夢見る頃を、過ぎても」 ミスID2021
https://note.com/naoka_/n/nccedb503daff
④ 自主制作PV 「変化」 制作背景 ミスID2021
https://note.com/naoka_/n/ne6b7f1fb062f

今回は、私が被写体になりたいと思ったきっかけ、写真・映像の持つ力についてお話ししていきます。

本日はいつもより短めです。
サクッと読めるので是非最後までご覧ください*

01.写真に心奪われた瞬間

私が写真が素敵だな と初めて思ったのは小学校低学年の頃だったと思います。

ある日、学校から家に帰ると母が押し入れの整理をしていました。

床に散らばっているのは私が小さい頃のアルバムたち。

アルバムが家にあることも知らなかった私は大喜びで写真を見せてもらいました。

そこには自分の知らない自分の姿が。

誕生の瞬間から、成長していく過程、色々な場所にお出かけした写真、家での微笑ましい写真…数は少ないけれど、父と母が記録に残してくれていたようです。

そして何より嬉しかったのは、ひいお爺ちゃんの写真。

母はひいお爺ちゃんと仲が良かったらしく、よくひいお爺ちゃんに関するエピソードを聞かされていました。

遠い場所に住んでいるということもあり、私が会ったことがあるのは片手で数えられるほど。3〜4歳の頃に亡くなってしまったので、どんな場所でどんな言葉をかけてもらったのか思い出せずにいました。

それが、写真を見た瞬間に記憶がぶわーっと戻ってきたのです。

(お顔は猫ちゃんで隠させていただきます)

思い出したのは、寒い季節にひいお爺ちゃんの家に遊びに行ったこと。

叔母に招かれて家に入ると、一番奥の部屋にひいお爺ちゃんはいた。

その部屋にはこたつが出してあって、ひいお爺ちゃんはテレビを見ていた気がする。それと、猫ちゃんが猛ダッシュで逃げていったのを覚えている。

私は最初、人見知りをしてしまったけれど、しばらくすると調子を取り戻してきて楽しくなり、部屋の中を駆け回った。

そんな私を笑顔で見守ってくれているひいお爺ちゃんの写真です。

この写真を見ただけで部屋の様子や、ひいお爺ちゃんがどんな風に私に接してくれていたかなど、記憶が一気に戻ってきたあの感覚は今でも忘れられない。衝撃的な体験でした。

02.記録は〝鍵〟

©naoka_model

人の記憶というものは脆いです。

私が忘れやすいというのもあるけど、ぽっかりと記憶が抜け落ちてしまう事がある。忘れたことすら思い出せない時もある。誰も知らない、記録に残ってない部分が寂しくて。

私は意識して、思い出を記録に残すようになりました。

↑人を撮りがち。フィルムカメラオンリーで、使用機種は Nikon_fm2。

記録は抜け落ちた記憶を思い出させてくれる〝鍵〟のような存在になってくれる。

また、写真や映像は、流れていく時間を切り取ることができる。過去、現在の写真、誰かが撮った眩しい日常の一瞬、美しい人の写真や、今ではなくなってしまったもの…。

作品をインターネットや写真展などで沢山見ました。その作品から、誰がどんな思いでどうやって撮ったんだろう、と 想像を膨らませてしまいます。

インターネットが発達した今では、ちょっと検索すれば知らない世界をどんどん知ることができる。

残された写真や映像が、新しい知識への〝鍵〟にもなってくれる。

そして今では、自分が生まれる前の世界に思いを馳せてみたり…。

自分が亡くなった後も、記録は生き続けます。
私はインターネットを通じて作品を投稿し、それが誰かに辿り着く。それは今かもしれないし、遠い未来かもしれない。

私は遥か昔の美しい女性の写真や、学生の写真などが取り上げられたWebページに辿り着いたとき、私の小さく何でもない命が未来に届いた時、受け取った人々は何を想ってくれるだろう、と胸が高鳴りました。

すっかり写真(映像)の虜です。

03.撮る側から撮られる側へ

〝ポジティブな影響を与えられる人になりたい。被写体として、またはクリエイターとして。作品、言葉、価値観、視点、そしてファッションや美容のことなども…。私自身、沢山の人の影響を受けて今の私がいる。今度は私が誰かの光になれるように。直花  #ミスiD #ミスiD2021

少し前にTwitterで呟いた言葉です。

2020年。私は被写体として生きたいと願うようになり、写真や映像で世界を表現したいと思うようになりました。

生き物は等しく死んでいきます。

毎日誰かが生まれ、誰かが亡くなり…を繰り返していて。

そんな中、私の短い人生で何を残せるだろう?と、考えたら被写体として出来るだけ多くの作品を残しておきたいと思いました。

もし私の存在に、生き方に、作品に、言葉に、考え方に 誰かが何かを感じて、一緒に何かを作りたいと思ってくれたら…。

生まれた作品で誰かにポジティブな影響を与えられたら。

そしてそれが誰かの人生の何かに繋がってくれたら…。

そうなれたら、こんな私でも生きてて良かったと思えそうです。

「私だけの物語」

それは自分を磨き続けて、誰かと力を合わせて作品を作っていくことにあるのかなぁ。

そういえば、自我が芽生えてまだ数ヶ月。分からないことも多い。

「私だけの物語」はミスiD2021のテーマであると共に、私の中で一生のテーマになるかもしれない。

安全地帯にいて後悔をするより
たとえ傷ついても一番前で泣こう

したいことリストはこちらに書いておりますので、是非!
・「夢見る頃を、過ぎても」 ミスID2021
https://note.com/naoka_/n/nccedb503daff

ご覧いただきありがとうございました*

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