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かきとほうれん草のにんにくバターじょうゆ

2月も後半になると、焦ってくる。
かきの季節が終わってしまうからだ。
まだまだ食べたいのに、もうすぐ定食屋さんや揚げ物屋さんから
かきフライのメニューが消えてしまう。
...そんな焦り。

そんなわけで、最近は、週2のペースでランチにかきフライを食べている。
かきは、生でも鍋でもおいしいが、フライが一番好きだということに最近気づい
た。

この時期、ランチだけでなく、晩ごはんにも週イチでかきの料理が登場する。近
年は、スーパーなどでは2月を過ぎてもかきが売られているが、なんとなく「い
ま食べないで、いつ食べるのだ」という気分になっているのだ。

家でかきを料理するときは、揚げ物はいろいろ面倒なので、酒蒸しやホイル焼
き、ソテーなどが主な料理法となる。

かきの下処理は、塩水で洗うとか、大根おろしで洗うとか、片栗粉を使うとか、
いろいろ言われているが、うちは片栗粉派。
以前は大根おろしでやっていたが、シンクの流しのネットに大根おろしが詰まっ
て、水が流れなくなってしまい、毎回後始末が大変だった。

その点、片栗粉はネットに詰まることはないので楽チン。
それに、ボウルに入れたかきに片栗粉をふり、水を少量加えて手でぐるぐるかき
回すと、あっという間に片栗粉がグレーに変色してきて、いかにも汚れが落ちて
ます!という感じがうれしい。

というわけで、いつも通りの下処理したかきを今回は、やはり冬がおいしいほう
れん草と合わせてソテーし、バターじょうゆで味わうことに。

かきには粉をはたいて、カリッと焦げ目をつける。
バターとしょうゆだけでも絶対においしいが、
にんにくのみじん切りも加えてみました。

かきだけでもうまいのに、にんにくとバターじょうゆで仕上げるなんて、おいし
くしか作れない犯則ワザですね。

かきとほうれん草のにんにくバターじょうゆ

[材料]
かき(加熱用)  200グラム
ほうれん草 1/2束
にんにく 1かけ
バター 10グラム
しょうゆ 大さじ1
薄力粉 適量

[作り方]
1  かきは上記の方法で下処理し、キッチンペーパーで水気をよく拭き取って、
薄力粉をまぶす。

2  ほうれん草はさっと熱湯に通して水にとり、水気をぎっとしぼって4センチ
長さに切る。にんにくはみじん切りにする。

3  フライパンにバター半量を熱し、1のかきを焼きつける。片面にこんがり焼
き目がついたら裏返し、にんにくを加え、フライパンのあいているところにほう
れん草を入れる。

4  かきの両面に焼き色がついたら、残りのバターとしょうゆを加え、全体を混ぜ合わせる。

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