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【読書記録】『メタ思考』(澤 円)

 こんにちは。
 今日は最近読んでよかった本を紹介していきます。
 先週も1冊紹介しましたが、なんとなく今後も週に1冊ぐらい紹介できればいいなと思います。定期的に読書記録を発信することで、読書に対するモチベーションの維持にもつながると思うので継続していきたいと思います。

 さて、本日ご紹介する書籍はこちら。

 今回も、面白かった箇所の引用を記載し、
 →で引用箇所から私が考えるビジネスや実生活に関する示唆

 ⇒で今後考えうるアクションの仮設をまとめていきたいと思います。
 ぜひお付き合いください。

 「外」の世界を知らなければ、自分がとらわれているものを客観的に見て、自分にとってそこにいることが幸せなのか否かをはっきりと認識することはできない。

『メタ思考』(澤 円)

→環境を変えてみる。そして自分を見つめなおしてみる。変わった後のほうがよければそのまま変わり続ければいいし、変わる前のほうが良かったなら戻ればいい。
⇒転職してみる。転職した後のほうがよければ、そのまま続ける。よくなければ元の職場や職種に戻る。

 会社から与えられた以外の場で、誰かから「ありがとう」といわれる時間をつくることを意識してみてください。

『メタ思考』(澤 円)

→感謝されることで自己肯定感・自己効力感が増し、幸せな気分になる。
⇒家庭・地域・職場で、毎日小さなことでもいいので奉仕活動を行う。

 いきなり「外」の世界で通用する武器がないと思うなら、最初はごくシンプルな、自分ができるアクションでいい。誰かを助けたり、誰かを手伝ったりすることに、自分の時間を使うことが突破口になる。

『メタ思考』(澤 円)

→ビジネスはすべて社会貢献である。他人のために自分のリソースを使うことで、対価が発生する。
⇒自分のビジネスが他者に何を提供できるのか、自分本位ではなく、他人本位で考える。

 いわれたことをこなして平均程度の成果をあげたり、特定の会社や場所の枠組みの中でうまく立ち振る舞ったりしていても、不安定な時代においてはキャリアとして積み上がっていかない可能性があります。そうならないためには、「この人にはこんな特性がある」とまわりが認めるような、自分だけにしかない別の要素が必要なのです。

『メタ思考』(澤 円)

→「あなたに仕事をお願いしたい」と言われるような差別化ポイントをつくることが、これからの時代を生きるのに重要。
⇒自分にしかできない他者との差別化ポイントを抽出し、そのポイントを磨く。

 余人をもって代えがたい存在というのは、このように自分がいないと全体がまわらないようなスタンスで存在感を発揮するのではなく、ほかの人でもまわせる組織デザインの中で「それでもあなたがやるのが一番いいよね」と、周囲の人から認められるような状態をつくれるかどうか。「ぜひこれはあなたにやってほしい」といわれるのが、ビジネスパーソンとしてもっとも価値が高い状態なのです。

『メタ思考』(澤 円)

→同じ仕事でも、自分がやるからこそできるサービスを明確にするのが大事。「ぜひこれはあなたにやってほしい」と言われるためには、人柄や誠実性も差別化ポイントになる。
⇒同じ仕事でも自分だから提供できるものを意識的に生み出す。

 これからの時代は、個人や企業、製品・サービスは、「『役に立つ』よりも『意味がある』ほうが生き残る」

『メタ思考』(澤 円)

→自分自身、ビジネスの存在意義を考えることが重要。自分自身、自分のビジネスがある社会とない社会がどう違うか想像してみる。
⇒自分自身、ビジネスの存在意義を考え、明文化し、発信してみる。

 他者からのネガティブな評価は人の可能性を狭める。あるいは、成長を止めてしまう可能性がある。とくに幼少期に身近な人から受けたネガティブな反応や評価は、その後の人生に大きく影響する可能性もあるでしょう。

『メタ思考』(澤 円)

→ネガティブな評価は人格形成や成長にいい影響を及ぼすことはない。
⇒他者への評価はポジティブに。ネガティブな要素でもポジティブに変換するように心がける。日ごろからポジティブな言葉遣いを心がける。

 以上、いかがでしたか?
 この本のタイトルにもなっている“メタ思考”は、自分や物事を俯瞰的・客観的に見つめて、最善と思われる行動をとっていこうということですが、この考え方はとても実用的だなと最近感じています。
 転職を決める際も、今までだったら現状維持バイアスで一歩を踏み出せなかったかもしれないですが、自分の人生を俯瞰的・客観的に見たときに、今転職したほうがいい結果を及ぼしそうだなと感じたので、一歩を踏み出すことができました。
 この思考法は今後の人生でもとても役に立つと思います。みなさんもぜひ書籍を手に取って、読んでみてください。

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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