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佐賀県にある人口200人の島へ


大学時代の友人が誘ってくれて訪れた
佐賀県唐津市の島「高島」が非日常な空間でよかった話。

唐津市本土から船で約10分(船代210円)で行けちゃうところ。

佐賀県といえば呼子のイカが有名らしいが
私はあまり得意ではない食べ物なため、旅といえば「食」な私にとっては
不安な気持ちが生まれた。

ちなみにイクラも苦手な食べ物のため、北海道旅行を楽しめるかも不安。

曇り〜雨予報だったが、天気は何とか持ってくれた。
宿泊施設は無いため観光客は日帰りで行く感じ。

今回は友人の伝手で民家に泊まらせてもらった。

船着場からの眺め


朝、島内を島民の人とお散歩しながら、色々お話しをした。
島民同士はみんな知り合いで、歩けば知り合いと会、立ち話をする。
そんな光景が目の前で繰り広げられる。

高島内にある山らしいが、舗装されていない道なため
登山はおすすめできないらしい


ぱっと見プライベートビーチらしい


朝ご飯に島で採れたワカメを使ったお味噌汁を飲ませてもらったが(写真撮り忘れ)
ワカメがシャキシャキしていて美味しすぎた。

柑橘類の栽培で栄えていたらしいが
猪に全部やられちゃうから今は作ってないらしい。


島民の人とお話をしていく中で考えさせられることがあった。

都市部で暮らす人たちは、自分が住んでいる地域が抱える社会問題について
深く考えることはあるだろうか?

島の子どもは小学校を卒業したら、島外の中学校へ進学したり
ある程度大きくなったら県外へ就職したりする。

高齢者はデイサービスへ通うのに、本土にある施設へ行かなければならないため
船に乗って行かなければならない。

私が滞在した2日間で知ることができたことはほんの一部で
もっと沢山の表情があったり、問題もあったりするだろう。

人口が少ない地域だからこそ、自分が住む所を良くしたい気持ちが強かったり
役所の職員に、島民の声を届けやすい環境だったりする。そんな気がした。

都会で暮らす私は、自分が住む所にそこまで興味を持っていないし
社会問題について深く考えていないことに気がついた。

選挙へ参加することに意味があるけど
声が全く反映されないと、行かなくていいかな、と思ってしまう。

旅に出る度に、自分の生活について考えさせられる。
自分が愛せるような場所に住めるように、旅を続けていきたい。


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