「気負い度」という記録項目を作ってみた
こんにちは。今回は「気負い度」について。
気負いすぎ防止のために
いつぞやにフォーマットを公開した自己管理ノート、度重なる改造を経て、最近はとてもスムーズに回っています。
いろいろ試して現在つけている記録習慣の中で一番大きく「効いているな」と思うのは、自分の「気負い度」をしっかり記録できていることです。
今回は私がでっち上げた私のための記録項目、「気負い度」について語ってみようかと。
気負い度の導入経緯
私は性格上、周囲の問題に過剰に共感してしまう・過剰な集中力を発揮し視野が狭くなるなどにより、体力・精神力を大きく消耗してしまう悩みを抱えています。
この課題をクリアするために緊張感へのセルフケア・リラックス意識・主観でのHPMP管理などを試してきましたが、なかなかうまく行きませんでした。
そこで考えたのが「気負い度」。つまり通常時を基準にどれだけプレッシャーを感じ・緊張し・テンションが高くなっているかを統合した我流の記録指標です。
私はこの気負い度を下記のように定義して使っています。
補足すると、辞書的な「気負う」にはあまりマイナスな意味はなく、「気負いすぎ」になるとマイナスになる模様。
今回は「気負い(すぎ)度」というニュアンスで使っています。
時間と体力と気負い度と備考
私はこの「気負い度」を、作業の合間などに時間とセットで記録するようにしています。
調子がおかしいなどと感じたときにはまず時間を記録し、体力・気負い度をそれぞれ主観の数字で記録し、できる限り原因・状況を言語化して備考欄も埋め、下記のような行を作ります。
10:30 | 体力91% | 気負い度62% | 手持ちのタスクが多すぎててんやわんや。上長に午後相談時間を取ってもらうよう連絡 |
このような記録が5-10行/日くらいのペースで積み重なっていき、一日の終りに振り返って愕然とする、までが基本の流れとなります。
「愕然とする」理由としては、私は朝が弱く、作業を進める中で徐々に体が慣れてきて、帰宅前には健康体、というケースが多い人間です。
なので、「朝の苦労や辛さを夜には忘れてしまい、翌朝に向けての適切なケアを忘れてしまう」ことが発生します。これは良くない。
さらに言えば、こうした忘れっぽい生活を続け、週・月の変化・成長を捉えきれるでしょうか、って話ですね。
月に一度見返してみると風邪や絶不調の日を忘れていた、という話もありますね。
自分の指標は自分で作る
さて、今回私は「気負い度」という表現を選びましたが、何かを考え、記録するための軸はある程度自分で名付けたほうが良いと思っています。
そうしなければ、社会・世間一般の言葉遣いに記録軸が侵食される恐れがあるからです。
もちろん、家計管理をする際、飲み会をすべて「交際費」とまとめるのも悪くはありません。やらないよりはやったほうがいい。
ですが「金曜の飲み会」と「複数人ランチ」、あるいは「〇〇同窓会」と「会社の納会費」など、自分なりに名付け・細分化や統合をすることは、より強く・正確に自分の交際費について考えるきっかけとなります。
名付けといっても完全なオリジナル単語や架空言語を作れという話ではありません。なんの説明もなく発して微妙に通じない言葉、くらいが適切だと思います。
そうした言葉を使うことで自分の感覚・思考を「一般的解釈」から守ることができると、私は思ったりしています。
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