感謝するなら「すいません」より「ありがとう」を使いたい
こんにちは。今回は「言葉」についてと今週の振り返りを軽めに。
当たり前な事かもしれないけど
社会生活を送る中で「すいません」という単語は主題に入る前の前置きとしてそこそこの頻度で使うものだと思います。
例えば、何かしらミスしたときには「すいません」「申し訳ありません」などが適切だと思います。
が、人に声を掛ける時の「お忙しいところすいません、いまお時間よろしいですか?」、聞き取りづらかったときの「すいません、もう一度伺ってもよろしいですか?」についてはちょっと疑問が出てきます。
その相手が本当に忙しいのかはわからない。こちらが聞き取りづらいのは相手が電話でボソボソ話していたからかもしれない。
これらの場合であっても反射的に「すいません」から話を切り出すことは本当に正しいのでしょうか。
「すいません」の悪影響
こちらが悪くないのに「すいません」を使うケースはまだまだあります。
荷物を取ってもらったとき、「ありがとう」の代わりに「すいません」、不機嫌そうな人に声をかけられたとき「なんでしょうか」の代わりに反射で「すいません」。
ここまで来ると「すいません」という(当たり障りのない効果を狙うであろう)言葉によって「相手の期待を裏切ってしまう」効果が出てしまいます。
つまり、相手は感謝や対応を求めているのにまず帰ってきたのは謝罪の言葉。初手から相手の期待していた状況とずれてしまう、ということです。
これは相手に自分の設定した「自分が相手にとって都合が悪い」場面設定を押し付け、円滑なコミュニケーションを損ねていると言ってもいいかもしれません。
別の表現に置き換える
さて、これに対応する方策はかなりシンプルで、「まずは相手の想定・期待通りの反応を返す」ことです。
感謝するときは「ありがとうございます」「助かります」、声をかけられれば「なんでしょうか」、逆に声をかけるときは「◯◯さん、今お時間よろしいですか?」で十分かなと思うわけです。
もちろん相手が迷惑している素振りを見せているなら「すいません」を挟んでもいいかとは思いますが、上記3つの例においては「すいません」は主役ではないでしょう。
「習慣」と「語彙力」
とはいえ「それができれば苦労はない」のは重々承知ですし、私もどれだけできているかは怪しいものです。
ここで考えたいのは「習慣」と「語彙力」の話です。
前述の通り、「すいません」は前置き言葉としてひろく使われていますから、それを使う「習慣」を修正する、というのがまず1つ。
しかしそう思ったときに代わりの言葉が出てこないなら、次に考えるべきは「(使える)語彙力」です。
表現を知っていることとそれをとっさに使えることは違います。場数をこなす、音読などの擬似的な経験値を積むなどで使える語彙にしておく必要があります。
その場に応じて適切な言葉で返せる人がどれだけいるかはわかりませんが、少なくともこのスキルはマイナスには働かないと思う今日このごろでした。
今週の振り返り:心身ともにかなり安定
今週の自己評価を振り返ると、(評価の基準をシビアにしてもなお)かなり安定感が増していることが見て取れます。
具体的には、ちょっとムカついた・不愉快だった・疲れたなどがかなり早い段階で回復している記録が多いんですよね。
その日の疲れがその日の(寝ている)うちに回復しているのはなかなかに気分がいいものです。
ちなみに明日は日曜日なので、再び都内のどこかをぶらつこうと計画しています。
今度は海の青でなく木々の緑が見たいので、やや内側に行ってみたいですね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?