「超・自己成長術」を読んで、自分を「◯◯特化型」にしてみた
こんにちは。今日は「「超・自己成長術」の読書ログ」です。本の要約ではないので、実際に下記リンクの本を読んだ人向けになります。
久々に自己啓発書を読んだ
と、いうわけで図書館で適当に選んだこの自己啓発書が結構ハマった、という話です。
これの内容、ここまで私が読んできた本の内容とダブる部分が多いんですよね。
「終わりを思い描く」は7つの習慣に出てきてますし、表題の「オルターエゴ」も「「普通がいい」という病」の本来の自分を守るためのアダプターと捉えることも出来なくはない。
ただしダブる部分が多いからこの本に新しい価値がない、というわけではなく、「自分で困難な状況向けのアダプターを作れる」というところが私にハマりました。
つまり、これまでアダプターは外界との関係性・外界が求めるものが先に来て、それに自分がどう対応するかを検討して作るものだと思ってましたが、それを自分主体で作り始めて良いんだ、という話です。
……7つの習慣読んでる割に「第一の習慣:主体的である」が足りてなかったですね。
本来の自分だけでは断れない
また、1バージョンの自分だけでは様々な状況に対応できない、というのも書いてありましたが、これも言われてみれば納得、といった感じです。
私は頼まれたことに対してかなりの割合で「まず受けてみる」ことを選択するのですが、これだと悪いことも良いことも「受ける」対応になってしまいます。
ハイリスク、あるいはノーリターンなことについては「一度はねのける」必要がありますが、これを上手く心に落とし込めてなかったわけです。
しかしそれを検知した段階で「リスクに対応する」用のオルターエゴに切り替えて、タスク分解・リスク洗い出しなど、致命的なリスクを回避できるように動けばよかったんですよね。
そして無事リスクが自分で許容できるところまで下がったら「積極的に対応する」オルターエゴに切り替え、集中力・熱意を持って対応すればいい。そこまでいかなければ「リスク対応」のオルターエゴのままNoDealを選ぶと。
こう考えると「断る」ことを自分でうまいこと処理できそうな気がします。
ゲーム的な表現をするならロボゲーで「一気呵成の強襲向け機体」と「情報収集・指揮能力に優れた機体」の二つの特化型機体を乗り換えるイメージです。
自分で少し拡張解釈した部分
さて、私はそんなことを考えつつ3つほど役割を設定しましたが、これは少し本から離れた設定をしたかもしれないな、と思っています。
というのも「まず積極的に挑戦してみる」も「リスクを管理し対応する」も自分の本来の性格・性質・強みとして自覚し、持っていたものだからです。
つまりこの二つの性質がどっちも個として同等に高いレベルになってしまい、どちらを使うべきかが定まっていない状態を解消する手段として、オルターエゴというアイデアを利用した、という形ですね。
現状では「君子豹変す」「特化型を複数運用して道を切り開く」みたいないい感じのビジョンが見えていますが、後は試してみないとなんとも言えません。
まだ試せるフィールドは多くありませんが、今回設定した3つの役割で上手くやっていければ私にとってこの本には価値があった、ということになるのでしょう。
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